世間様より数日早く,仕事納めしました。明日,明後日は年休をいただいております。
早めにやるべきことをやっつけて,夕方前には研究室の掃除。いらない書類やゴミを処分!
言い訳じゃないけど,年末年始は卒論,修論の相談でメールが来たりするからね。休んでいるようで休んでないのがこのお仕事なのさ。休みの間に時間を見つけて,本の原稿をかかないかんしなぁ。
さて,今年も色々ありました。色々な人と知り合いになり,色々な人と関係が濃くなったり薄くなったり。学ぶことも多かったような気がします。
恒例の,自分にとっての今年の10大ニュース。今年はこんな感じです。
- 9月の10連泊学会シリーズ
- 7月のトルコ出張
- MacBook Airの購入とMacへの乗り換え
- 留学生の受け入れとそれに伴う外国の友人増
- 学生指導…!
- 長女,小学校に入る
- 末子が低体重と診断される
- 師匠の退職記念パーティー開催
- 研究室の移転
- 九州新幹線に乗ったよ
いやー,やっぱりあの9月だよ。あれが一番でかいね。
一回の学会じゃなくて,応用心理学会,行動軽量学会,日本心理学会,日本社会心理学会,連携研究会のハシゴで,お金も使ったしお酒も飲んだし,いろいろ頭を使って人とも話して世界が広がった。業績もそこそこ稼いだけど,所詮学会発表レベルだからな。逆にその準備に追われてじっくりモノを考える,という時間が取れなかったのがマズい。結局,論文を書いてないんですよ。書くべきネタはあるんだけども,なかなか手が動かせられてない。早くしないと,と焦るんだけど現実的に時間がなくて。
いやいや,言い訳やな。来年こそちゃんと書こう。誰か,賭けしませんかw
トルコでの見聞もよかった。どちらかというと,日本を離れたのでリフレッシュしたという感じかな。おいてかれた家族や学生には迷惑をかけたけれども,命の洗濯ができたよ。
Macユーザーになったのもでかい。というか,11月の定期アップデート以降,メインマシンがまともに仕事しないんだもの。
実は今日も,とあるメールを書き終わったらフリーズしたのですよ。大事な仕事メールを済ませた後だから良かったようなものの,全く仕事にならない。掃除中は放置しておいて,よし,直すかと思って電源入れたら動く。今のうちにバックアップをとろうか,として何気なくSkypeを動かしたらフリーズなんだもん。もう使えねぇと思った方がいい。多分,物理的なエラーだろうな,あそこまでいくと。
一方で,MacBook Airにキーボード,マウスをつないで使う使い方が快適。ほとんど苦労することなく作業できるようになった。ここでいう苦労というのは,イメージした通りにマシンが動かせるっていうことです。ウィンドウズマシンの場合は,したいことをMicrosoft流に表現する方法を学ばなければならないんだけど,Appleのマシンは基本的にマニュアルがいらない。イメージ通りに動く。これはありがたい。
もちろん,アプリやファイルの互換性がないことで悩まされるんだけど,不愉快の種類が違うからなぁ。
留学生の受け入れは,実際自分は何もしてない。TAの学生さんにほとんど丸投げみたいなところです。TAがオープンなキャラクターで助かっている。留学生の彼女には,とにかく日本で楽しい思い出を作って帰ってもらえればいいと思っている。何を学ぶかは本人次第でしょう。受け入れ教官としてできることはむしろ,環境のサポートぐらいですよ。学びたいという専門も違うからね。むしろこちらがいろいろ勉強させてもらいましたわ。
学生指導については,一言では言えないなぁ。いろいろな学生がいて一概には言えませんが,とにかく,距離感が難しいよね。俺はどうも,学生を好きになってしまうんだなぁ。好きになって,身内みたいなものだと感じると,評価が甘くなったりする。それを時折ただそうとすると,相手にとっては急にキャラが変わったと思われるのかなぁ。もちろん,頭ではわかっている。我々は仲良しこよしではなく,指導する側とされる側と言う仕事上の関係であって,プライベートな関係じゃないからね。ま,その距離感の作り方が人それぞれなので,うっかりするとこっちが振り回されてしまう。
学生指導は大事な仕事なんだけど,それと同じかそれよりちょっと重要なぐらいのポジションに,自分の研究をすること,があるわけですよ。自分の研究とのバランス,という意味でももうちょっと考えないと。仕事/指導/家庭の比率っていうかなぁ。
後はまぁ,家族のこととか。これは毎日の出来事なので,特筆すべきことがないようでもありつつ,日々最も重要な問題であったり。長男は特に問題を起こすようなことはなかったけど,毎日結構手を焼いているという意味では主要な登場人物だしな。
毎年のことだけど,このランキングに書けないようなことが二つ三つはあるのです。主にネガティブな評価が伴うようなやつは書けないしねぇw
あと,もちろんだけど,今年2011年というのは大変なことがあった。あまりにも大変なことがあった。
東日本大震災のこと,その後の原発問題のことはものすごい大変なことだ。現在進行形だし,何も解決してないし,今後も小さい子を持つ親としていろいろ考えないといけないことはある。
ジョブズが成仏,総書記の葬式,談志が死んだというのが今年の三大不謹慎ジョークらしいけど,大物が次々世を去ったのも今年だ。インパクトはでかいよね。iPad2が今年発売ってのが信じられないくらいだ。
今年もどっこい生きている。来年も日々が無事に続いていけば,それだけで十分幸せだ。それでも,もうちょっといい人生を,もうちょっとうまく生きようと,来年も俺はがんばります。多分。
それではみなさん,良いお年をお迎えください。