Macを使い始めての所感

MacBook Airを使い始めてほぼ一週間になる。使っている間、特に不便は感じない。もちろん使うシーンによる。

自宅でネットサーフィン(最近はこれも死語らしいが)しているときは、やはりiPadが便利だ。いくら軽くて薄くても、MMacBook Airがパソコンであることに変わりはないから。
自宅では仕事をしたくないので、MacBook Airを立ち上げるのはおっくうに感じてしまう。

また、ここ数日なんとなく使用頻度は減っているのだけど、Twitterをする場合はiPhoneが便利だ。片手ですらすら流し読みできるので。もちろんiPadでもいいんだけど、iPadTwitterあぷりはどれも大げさに感じてしまう。画面が大きくてやりづらいんだよな。つぶやき環境としては、職場のデュアルディスプレイの一つをHootsuiteにして四つぐらいのライン(FB、TwitterTwitterのmention、mixi)にしてつかうのがいい。

じゃあMacBook Airはどこでどうつかうのか、というと、やはり出張だろう。出先でちょっとした仕事をするときはやはりこれがいいと思われる。メールを書くことが多いし、簡単な文書作成はやはりiPadでは難しいから。

さて、そろそろ科研費申請書を準備するシーズンになったのだけど、今回はどうしようかなぁとずっと考えていた。
自宅でも作業できればなおよい訳で、じゃあMacでどうやって文章を書くか。

提供されるファイル形式はWordかPDFなので、選択肢としては

  1. MS Office for MACを入れる
  2. MacBook AirにWindows OSを入れる
  3. iWorksを入れる
  4. OpenOfficeを入れる
  5. TeXを入れる

というのがあげられよう。

様々なTwitter関係者からアドバイスをもらい、やり方を模索してみた。
例えば、iWorksを使う場合は、こんなサイトがある>http://d.hatena.ne.jp/oxon/20100309/1268129103
そしてTeXならこれ。>http://osksn2.hep.sci.osaka-u.ac.jp/~taku/kakenhiLaTeX/

結局アプリを買うのは時間的にもちょっとむりかな、と思ったので、OpenOfficeでおとしてきたWord書式ファイルを開いたが、やはり少しデザインが崩れている。ので、却下。仕方ない、久しぶりにTeXを使うかと相成った訳です。

TeXはやっぱりデザインを気にしなくていいので気楽、いろいろ捗る。もちろん、ちょっとGUIで微調整したい、というのができないのだけど、ややメリットが勝っているかな。UTF-8形式にしたので、職場のWindowsマシンとも共有できる訳です。科研書類については、テンプレ文字を消すの忘れて、一カ所俺が像の卵の研究をすることになっている、というミスもあったけど、まぁそれはご愛嬌。

何にせよ、Macユーザーというのはやはりマイノリティだとはおもうわけです。アプリの互換性のことなんかを考えると、常に多数派との軋轢に悩まされる。もちろん、ハードやソフトのデザイン、表示の美しさなど、圧倒的に勝っているところはあるんだけど、苦労がないというのは嘘です。で、その苦労を乗り越えるためにユーザーが信仰心を持つことは仕方がない防衛策ですw
俺はできればそういうメンタルな帰属をすることなく、機能的な意味でMacが勝っていることを感じていきたいなぁとおもっています(前回Macと袂を分かったのは、やはりその障壁が高かったから。今はもうそんなではないと思われる)。

以上、所感でした。