ソシオン合宿

なんだかんだいって,ソシオン関係の合宿を年に一回か二回ぐらいしている。夏と冬かな。
みんなでまとまってひとつの研究をする!という機会は減っているのだけど(メンバーが西日本各地に飛び散ってしまったからだ),このメンバーで顔を合わせる機会があることはとても貴重。徐々にでいいのさ。互いに生きていることと,研究テーマをもってもがいていることがわかればそれでいい。

今回は,先日からの大仕事だったテープ起こしの原稿をみんなで見ながら訂正していく作業から。三時間ほどかかったけれども,やはり一人/一つの音源からではわからなかったことでも,文脈等々から正しく埋めることができた(と思う)。
このあとの編集もまた大変だけど,この苦労が出版されると思うと,ね。

その後,新しいテーマ「ソシオン譜」について基本アイディアをみんなで練る。
うまく行けば,これでソシオンの宣伝になったり,少なくとも深い意味論をうまく避けつつソシオンの基本原理について理解し合えるツールになるんじゃないかな,と期待している。今回,日本心理学会のWSで話しをするのだけど,その後ちゃんと進めていけるかどうかがポイントだなぁ。継続できるかしら。

更にその後は後輩Sの考えていること,についての発表。
ひとつのテーマでじっくり考え込める彼の才能は,(・∀・)イイネ!!

ところで,宿泊していたのは琵琶湖畔の白浜荘というところ。合宿所としてよいところでした。
食事は食堂で,自分たちで配膳したりするし,布団を引いたりするのも自分たちでやるんだけど,お酒の持ち込み可だったり,お願いすれば色々対応してくれたり,と大学生の合宿の特徴をよくわかっておられる。安いしね。
ホワイトボードが使いたくなって,借りられますか,と聞いたら貸してくれたのには感動したねwなんでも聞いてみるものだ。
次もここでできたらな,と思いました。

最後はいつもどおり,研究と就職の話をして,どんよりして帰ることになりました。
次は冬の合宿だな。