冬期集中講義だん

25日からの集中講義が終わった。

受講生は4年生以上の8名。既にカリキュラムから外されている科目で,旧カリキュラムに該当する学年だけに開講されているものだ(ということを到着して初めて知った)。

初日はクリスマス,朝9時。
果たして受講生は来るのか,と思ったら一人だけ来た。午後は三人増えた。
次の日は,朝から二人いた。午後は二人増えた。
今日は朝,誰もいなかった。11時頃,一人来た。14時頃に,3人増えた。

結局3日間とも同じ4名だった。

少人数を相手に話をするので,結構フランクな会話をして,良い奴らなんだろうなということはわかる。
でも,4年生になるまで教養的な2単位を残し,必死になるわけでもなく平気で遅刻するような連中でもある。

良い人間であることと真面目であることは,必ずしも両立しない。

いや,厳密には,良い人間であることと学問に興味があることは必ずしも両立しない,というところか。

そういう人たちは,別に大学に来なければいいのだ。大学の外の人生の方が楽しいのに。
排斥するつもりはない。学問の門戸は常に開いている。
ただ,ソレが何であれ,自分が本当はしたいわけでもないことを,社会にさせられているのならかわいそうだと思うので。

来年もよろしく,とお願いされた。来年は5年生以上なので受講生がいるかどうかはわかりませんが,よろしく,と。

頼む方も頼む方だが,頼まれちゃった俺も俺だなぁ・・・。