視点

「女性にしか子供を産む機能がついていないので、女性は子どもを産むべきであり、働くべきではない。子どもは国力なので保護・援助・支援し、未婚や子どものいない人間は社会貢献が足りない分、税金を多く払うべきだ」という保守的な観点は非常にわかりやすい。絶対の正義ではないにしろ、一本の筋は通っていると認めよう。

しかし、この観点から、「就労」や「結婚」、あるいは「進学」や「介護」の話、最終的には「幸福」の話になると、どうも現代社会では無理が出てくるように思えてならない。
すなわち、「女性は働くべきではない」「子供が産めるうちに結婚すべきである」となっても、働きたい女性だっていると思うし、子供が産みたくてもできないひと、産みたくない人もいるだろう。働きたくない男性だっているし、無理でなければ産みたい男性だっているだろう。それを社会がサポートしてやれないのは仕方がないことだ、と言い切ってもいいんだけど・・・。

うーん。考えがまとまらない。