JOC、ジュニアオリジナルコンサート

今日は娘の音楽発表会。幼稚園の部活みたいなもんで、ヤマハ音楽教室に通わせているのだけど、ヤマハ教室全体での発表会があって、そこに参戦することに。

夏休みに面白かったことを詩にしましょう、という宿題があり、花火で楽しかったという思い出を詩にしたものを、ヤマハの先生が曲をつけ(そのプロセスで毒気の抜けた、可愛らしい歌詞に変わっていた)、それを今日発表するという流れ。演奏形態「うた」、作曲者が娘として紹介されたのには違和感を感じたが、まぁええか。

最年少なので、発表順番が二番目。14時集合、14時半開演で、14時40分には出番が終わり、あとは17時まで「おとなしく待たされる」という娘にとっての苦行。
私も、娘の歌は親の欲目か、単純接触効果か(この両者は同じものかもしれぬが)、娘の歌はいいもんだとおもうのだけど、それ以外の愚にもつかないモノを聞かされるのか・・・とかなり辛いバースデーになりそうな予感を抱えつつ、ビデオカメラを抱えつつ、参加。もっとも、小学生以上になると、うたではなく演奏(オリジナル曲)になり、小5ぐらいになるともうちょっとした演奏なので、意外と楽しく、音楽会に参加したような気分で楽しめました。

さて、娘の前にもう一人、同じクラスの同い年の子がいるのだが、そのこの発表が終わった後に、御両親がこっそり娘さんを呼んで、小さな花束をプレゼントした。それを持って座席に戻ったのだが、隣にいるわが娘は不安そうな顔をしている。演奏の準備中にこっそり呼んで聞くと、私の分はないのかという。あー、ないんだよなー、まぁおとなしく座ってなさい、というしかない。席に戻しても二人でゴソゴソ、すこし周りに迷惑になりそうな感じで話をしている。先生にたしなめられても、不満そうにぐったりしている。

途中で親の席にきて、隣で見ていたんだけど、まぁ緊張感がなくじっと待っていられない感じ。それは予定の範囲内だったが。

さて、長丁場が終わって。花を買ってやらないといかんなぁ、という気になった。
実は、これが終わったら二人でご褒美にケーキを買いに行こうか(誕生日ですし!)と思っていたのだが、そういうことなので、娘に「なぁ、花とケーキとどっちがいい?」と聞いてみた。すると、

「お花・・・」という。

おぉ、こいつも女やなぁ、と思いながら、では花屋へ!と思ったが、思いつかない。とりあえず百貨店ならあるだろうと、井筒屋に行くも花屋がない。幸い、井筒屋を出てすぐのところ、商店街の中に花屋があったので、子供用にと花束?を作ってもらった。伝え方が悪かったのか、束になってない数本の花だったが、本人は「きれーい、かわいー、いいにおいがするー」と喜んでいる。まぁええか。

ちなみに、花屋に行く途中、駐車場についた頃に「・・・やっぱりケーキ」という。
なるほど、それも女の子っぽいと思ったので、結局両方買いました。

ケーキは家で待つ妻と子供に。花は娘に。
娘とデートさせてもらって、周りの人を喜ばせられて、いい誕生日でした。