不完全燃焼−BRugsの問題など

午後から統計の勉強会。MCMCについて考えてみる&やってみる。
二時間ほどで理論編は終わりにして、実践編にはいった。

BRugsをつかってみるつもりである。

が、学生Oのマシン、BRugはあるけど最初のmodelCheckコマンドが通らない。モデルを書いたファイルが何か「書き込めない」見たいな異を言う。何だろう,と思ってみてみるが,どうもBRugsがテンポラリファイルを作って読み込むみたいで、そのテンポラリファイルが個人の管理空間に置かれるようだ。で、その学生のPCは、残念ながらPC名に日本語を使っていたのである。

モデルに全角が含まれていてもエラーを返すのだから、きっとこの辺が問題で,日本語(というかマルチ言語)対応してないんだろうなぁ、という結論に達した。いろいろやってみたが,結局アカウントを日本語名じゃなくすしか解決策はないみたいだ.ある意味、泣き寝入りだね。

学生たちには自分のデスクトップやノートPCを使わせて実践練習しつつ、自分は学生のPCで解決策はないかとウンウン。
いやぁ、俺もMCMCのことはよく分かってないから,一緒に実践練習したかったんですけどね。
そうこうしているうちに、タイムオーバー。うーん、不完全燃焼って感じです。

Rはまだまだ、日本語を嫌いますね。でもアカウント名(〜個人空間)のところまで影響するとあっちゃあ、PCを買ってすぐに間新名をつける段階で気にしてないといけないことになる。もちろん、私は古いPCユーザなので、未だにファイル名は半角英数八文字、拡張子は三文字だろ、とか思っているけど、最近の初学者には変な所でハードルが高いよな。

ところで、RでMCMCをやるには、BRugsとR2WinBugsがありますが、CRANからBRugsの記述が消えたというネット記事もみつけた。どんどん改良されるのはいいんだけど、おいてかれるのはやだな。MCMCPackも使えるようになっておこうかしら.こちらの方が基本みたいなんで。

ついでに、いまさらながらだが、Amos7はSEMモデルのMCMC推定ができる。こっちでも遊んでおかないとな。