Rを使い始める、パソコン初心者のため、必要最低限の原則論を考えてみた。以下、素案。
統計ソフトRを使うに当たって
- Rは無料である。
- 世界中の研究者が改良に取り組んでいる
- 基本的に英語表記である
- 日本ローカルの特性(日本語ファイル名など)は嫌われる
- 随時更新される
- だから世界最先端の技法も使える
- 統計技法各種は、パッケージとして配布される。新しい分析方法を使いたければ、新しいパッケージをダウンロードすればよい。
- インターネット経由で配布される
- インターネットに接続できる環境であることが望ましい。
- 時折チェックして、新しいバージョンを使おう
- RはCUIである。
- ミススペルは命令が伝わらない
- 大文字と小文字も区別される
- やっぱり日本ローカルの特性(日本語ファイル名など)は嫌われる
- お作法は、「英数半角8文字」である。
- 作業記録が残ることは長所である
- 困った場合はコマンドそのものを見せてくれればコメントできる
- ネットなどで聞く場合は、自分の環境(どのバージョンのRを使っているか、等)も合わせて報告する必要がある。>see,§1.2
- RコマンダーでGUI操作もできるようになっている
- Rコマンダーはコマンドを代筆してくれるだけ
- コマンドの加筆・修正が実際的
- Rは汎用計算機である。
- ワード、エクセル、SPSS などの商用ソフトウェアがつかうファイルは特殊な暗号がかかっている。装飾・加工のないプレインな文字情報だけを扱うテキストエディタに慣れておこう。
- データはテキスト区切り、タブ区切り、コンマ区切り(csv)を使おう
- 入出力(入力=コマンド、出力=結果)はテキストで保存できる。データの加工と装飾(プレゼンテーション)は別作業だと心得よ。