経済産業省が平成21年度の税制改正で、エンジン排気量の大きさを中心に税額を決めている自動車税制を見直して、走行1キロメートル当たりの二酸化炭素(CO2)排出量を基準に税額を決める方式への変更を検討していることが23日、わかった。同様の仕組みは欧州各国が取り入れ始めており、地球温暖化を防ぐグリーン税制の目玉にしたい考えだ。しかし、これまで優遇されてきた軽自動車の税負担が大幅にアップするため、自動車メーカーなどの反発は避けられず、調整は難航しそうだ。(中略)ただ、CO2排出量を基準とした税制になると、排気量が大きい大型車が不利になるほか、これまで優遇されている軽自動車の税額が重くなる見通し。自動車メーカーの今後の商品ラインアップに大きな影響を与えるほか、軽自動車ユーザーなどからの反発も予想される。(8月24日8時1分配信 産経新聞)
最近涼しいんですけどね。暑かったときは全部温暖化のせいだと声高に叫び、涼しかったら「へぇ」ってなもんか。寒冷化を叫べとは言わないけど、温暖化って間違ってないか?ぐらいは誰か言えないか。
要するに、暑かろうが寒かろうが温暖化のせいで、温暖化ではなくてもとにかくCO2は問題で、取り締まればエコでカッコいいらしいです。温暖化商売は儲かるねぇ。
このニュース、文句を言いたいことが二つあって、一つは「見直してもいいけど高くするな」。見直した結果高くなるのならやめる、という手を知らないのか取る方は。もうひとつは、なんで上げるときは早くて下げるときは遅いんだ、ということ。タバコ税でも酒税でも、企業努力や節約生活で民間が努力しているところに、割り込みをかけるスピードはすごく早い。でも、道路特定財源みたいに見直しをするときはすごく遅い。もう少し民間に優しいお役人さんになれって。
軽のメリットがゼロになるんだけど、きっとこれを言い出したのはトヨタなんだろうな。プリウス丸儲けだもんな。契約社員をたくさん生み出したのも、もとはといえばトヨタ(のドン)だからな。悪い企業だなぁ・・・。