ソフト名 | 分析モデル | 多母集団 | DIF | 入力 | 出力 | Manual | 価格 |
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Parscale | GRADED/\PARTIAL | ○ | ○ | CUI | 図 | 英語 | 250$ |
EasyGPCM*1 | PARTIAL | ○ | × | GUI | CSV*2 | 日本語 | Free |
GAPLE | GRADED | ○ | × | CUI | txt | 日本語 | Free |
ICL | PARTIAL | ○ | × | CUI | txt | 英語 | Free |
ソフト間の比較は表にまとめたとおり。Parscaleは市販品ということもあって、最も実用に適している。ただし、オプションが多いことは同時に、初学者の混乱を招くことにもなる。Parscaleを使う上での諸注意は次のとおり。
- ParscaleでDIFを考慮しない場合(ただの他母集団モデルの場合)、DIFオプションをDIF=(0,0,0,0)とすればよい。
- Parscaleを使うときは、GRMであれ(G)PCMであれ、1 item 1 blockとするのが原理的に正しい。GRADEDモデルの場合でも、項目ごとにブロック数を指定する必要がある。
- Parscaleは、単一母集団で131block、二母集団で23blockが上限になっているようである。