こんどはギャグマンガのご紹介。これまた喩えるなら、「神聖モテモテ王国」並みによくできた言葉遊び、ギャグ形式をもっている。最初のインパクトは弱いが、非常に細かなジョークがちりばめられていて、それを探し出すのが癖になるタイプの漫画。
仏陀とキリストが下界に降りてくる、という設定なのだが、仏陀やキリストにまつわるお話を一通り知っていなければ笑えないところも。個人的には、キリストが「モテ紀の予感・・・」というところ(漢字に注目)なんか最高に面白い。
「キムタク」はガンダムネタが多かったが、こちらはそういう意味では一般教養レベルの、広く知られた世界をパロディにしていくので、門戸は広いかもしれない。インパクト等々で、総合点ではキムタクに一日の長、というところだが、今後どれだけ展開できるかによって、評価が変わってくるかもしれない。