<福田内閣>閣僚名簿発表 13人が再任

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福田内閣が出来ましたね。参議院では小沢君が指名されて、衆議院の優先で決まりましたね。
こういう手続きは意外と好きだ(笑)面倒でもちゃんとやる(やらざるを得ない)あたり。

さて。

まず、自民総裁選の時の、民意の置き去りは色んなところで批判があるから、ここではあえて繰り返さない。今までタカ派が優勢だったので、ハト派に流れるというのもまぁ納得できる。マスコミの世論操作は許し難いけど。あ、あと北村弁護士の麻生応援演説は一見の価値あり。Youtubeやニコニコにあります。彼は演説がうまいので、社会心理学的にも一見の価値あり。

道筋が横にずれた。
その後の党三役の顔ぶれを見て、あぁ嫌だ嫌だと思った。年寄り臭い。しかも選挙対策委員が古賀ちゃんじゃないか。正直困ったなぁ。人権擁護法案なんかを掲げている彼は、大嫌いなんですよ。

で、今日の組閣発表。多くを再任したのは、実はうまい戦略。人選が悪かったら阿倍ちゃんの責任にもできるし。阿倍内閣の目玉でもあった、桝添厚労大臣も据え置き(再任)。これは評価できることじゃないかな。
しかしまぁ、それでも派閥臭いのはどうしようもない。正直、魅力がない。

参院選から用意周到に阿倍つぶしをしてきたマスコミは、これで一旦落ち着いたのかと思いきや、早速福田内閣のあら探しで、街頭インタビューで上記のような不評を言わせている。いったい何がしたいのだ。何かしたいのならまだわかるが、ただのお祭り騒ぎ好きのような気がしてならない。

そのうち、福田新内閣の支持率が出るだろう。自民総裁選のことを思えば、民意は福田にNo!のはずだ。だがそれをそのまま発表するかどうか。まぁ多少イロをつけて発表しても、民主はまだ対立姿勢なんだし、福田内閣が短命なのはかなり正しい読みだろう。

さてさて。で、あれば。
解散総選挙になって、福田総理&古賀選対で自民が前面に出てくると、私は非常に困るのです。
民主は嫌いです。でも今の自民も嫌いなのです。
個人的には無効票を投じれば済むのですが、どちらがイニチアシブを握っても良くないことになる。

自民が勝てば、福田は支持されたと思うので(少なくともそういう理屈が成立する)、危険な日本になるだろう。
民主が勝てば、衆院でも参院でも民主が強くなるので、浮ついた若い政党の一党独裁はろくなことにならない。システムとして柔軟すぎるのだ。

民主が勝って、民主内部を大改造したら、一番面白いのですが。