民主主義という不思議な仕組み

民主主義という不思議な仕組み (ちくまプリマー新書)
民主主義という不思議な仕組み (ちくまプリマー新書)」を読んだ。

政治学の入門書である。高校時代に政経をたっぷりたたき込まれたせいもあって、結構知識としては持っているつもり。

私の出た関西大学は法学部が有名で、法学部は政治学科と法律学科があった。当時だけど。
内分進学に限って言えば、法律学科の法が人気で、政治学科は日陰組。
それでも政治学科に進んだ先輩は、「法律学は解釈学ばっかりで面白いことがない。政治学は理想の政治を語っていればいいのだから楽しい」と仰っていたことを思い出す。

結局社会学部に行ったので、関係ない話になりましたけど。
とまれ、久しぶりに政治学の本を読んで面白かった。今後の日本が考えるべき方向にまで言及してあって、なかなかいいこと言うじゃないか、といった感じです。
かわいいイラストがついているので、政治の仕組みに興味を持った人が読むには良い入門書だと思います。

それにしても最近、新書ばっかりだな。まじめな本は積ん読になってます・・・。