悲しいロボ

お昼過ぎに妻が帰ってくるので、車で迎えに行く。
疲れている妻には申し訳ないが、その足でドウモン商店街へ。

学生が学祭の委員をやっていて、今日は商店街まで仮装行列をするという。よかったら見に来て下さいね、といわれて「あー、行けたら行く」と適当な返事をしたものの、どうにも気になっていたので見に行くことに。

学生が言うには、正午に学生寮をスタートするらしい。商店街には一時間ほどで着くんじゃないか、とのこと。
13時半ごろ商店街に着くが、全くそれらしい雰囲気がない。
「あー、もう終わっちゃったかな?」と思いながらウロウロしていると、『祭』の字の入ったはっぴを着ている兄ちゃんに遭遇。「山大の人ですか?パレードは終わりました?」と聞くと、「いえいえ、これからですよ。14:45から始めるんです」とのこと。えー?2時間以上の誤差ですか?

仕方がないので、喫茶店で茶を飲みながら待つ。そろそろかなぁ、まだかなぁ、と待ちながら、喫茶店を出てウロウロして、もう諦めて帰ろうか、というころに、遠くで動きがあった模様。15時15分。おいおい、半時間遅れって。もう少し時間を守って下さいよ。

とまれ、若さあふれるお神輿は、龍の形をしたなかなか迫力のあるものでした。しかしあれは、担いでいるというより放り投げていると言った方が正しいぞ(笑)

仮装というだけあって、色々な人がおりました。教え子はマリオかルイージに扮しておりましたな。

写真はスピーディーなお神輿に置いてけぼりを食らった、自作の段ボールロボ仮装。
全部段ボール。手作り感。何かのキャラクターというわけではない。ただただ、手作りなロボ。
当然歩きにくそう。かなりおいてけぼり。
この写真を撮った後、数メートルで足が破損し、彼の仮装は幕を閉じたのでした。

最後にこのもの悲しそうなロボの映像を入手できただけでも、見に行った甲斐はあったというものです。