「村山首相批判があるが、首相は緊急会見などしてた」
衆議院議員 阿部知子のホームページ
別に引っ張りたくないのだが、一方的なコメントだけつけて終わるのも不平等だと思うので、一応相手からのコメントにもリンクしておく。
色々批判があったようで、最新版のブログでは村山さんは緊急会見などで忙しかったのです、と自分の党首を養護したようです。
いくつか間違いがある。前回のブログでは、動かない自衛隊は役に立たないというような批判をしていたのだが、それはオカシイのではないか、というのがそもそもの始まり。なぜなら、自衛隊を動かすかどうかは首相が権限を持っているのであって(文民統制の原則)、自衛隊の存在を批判するのは当たらない、ということ。さらに言えば、当時の首相は社会党の村山であって、自分の党首批判になっているぞ、という皮肉だったわけだ。
が、彼女の今回の反論は、「村山さんは悪くない」であって、自分の自衛隊批判に対する反論や謝罪になっていないのである*1。
国会議員の話を聞いていると、得てして議論になっていないことが多い。論理的に筋道が通らないのである。論旨Aに対し、反A、反反A、と続くのが議論だが、A→B→A’、のような不毛な循環論や(小泉さんが得意だった。いや、小泉さんは、A、A、Aと連呼するだけだったか(笑))、人格批判(Bのようなことを言うヤツはやっぱり××だ)になる。この社民党議員も、議論の筋道を見つけられない人間の一人。用は感情が邪魔してるんだよな。人間的だというべきか(笑)しかし、こういう連中に国政を預けるのは不安だな。
ちなみに、全体的に右よりなネット界ではあまり取り上げられることがないようだが、個人的にはこのニュースの方が重大な問題だと思う。
国会召集 中川秀直幹事長の大チョンボ: オフイス・マツナガのブログ!(現役雑誌記者によるブログ日記!)
通常国会が1月25日、遂に召集された。
ところが、天皇陛下を迎えての実際の開会式は1月26日になる。
これって、なんか変?・・・(続く)
*1:ちなみに、村山さんは、朝5時台に起こった地震に対して、夕方16時に”緊急”記者会見を開いている。