サマーキャンプ2014

サマキャンは、山大心理の三大イベントの一つである(残る二つはミニ卒発表会と卒論発表会)。

今年度のサマキャンがこの土、日曜にあって、引率してきました。

バスで出発、下関市立青年の家にいく。
お昼ご飯は持参して、午後はリクリエーション。事前のアンケート調査から社会的イメージをあてるクイズ大会、卓球・バドミントン大会など。
夕方はバーベキュー。

非日常的環境下における学生の生態を観察するいい機会です。

明けて、今日は朝食の後、施設のつどいやお掃除などのイベントをこなしてから、プレルボールというやつをやった。

で、帰路はバスの中でDVD「リング」をみ流という流れ(最後に妙な心情になったw)

全体を通じて思ったのは、社会がやさしくなっていうということ。もちろん大学生だからなんだろうけど、スポーツが苦手でも楽しめるゲームであったり、直接ひとをきずつけないようにするような気配りが随所に張り巡らされているように感じた。

そして夜。
1年生と2年生が主体だから、基本的にお酒はないが、こっそりかくしもってくることもなく、消灯時間になったらみんな布団に入っていたのは驚いたw
普通積もる話?やゲームで盛り上がるんじゃないかw 普段10時半には寝ないだろうにw
見回りのつもりで学生の部屋をのぞいたら、みんなちゃんとねているので、「それでいいのか」と逆に言ったほどw

それから人狼ゲームをやろうとなったのだけど、そこでの人間関係の駆け引き、読み合い、だまし合いはそこそこレベルが高いようにおもった。
夜中まで素面でゲームする中で、「お酒なんて何がいいのかねえ」という話題が出るのにもおどろいたなあ。

お酒なんていいことなんてなにもないですよ。
夜更かしなんていいことなんてなにもないですよ。
人を評したらきずつけるし、きずつくよ。
能力差が出れば、傷つけるし傷つくよ。

そのへんが、うまいなあと思うと同時に、とても綺麗ですてきな夜に、ふしぎなかんかくをおぼえたのも事実。

時代が違うのか、人が違うのか。
いい人達だけの世界がこれから来るのかな。だとしたら、こわな、すこし。

最後の挨拶で教育心理学コースとしては、これで最後になるけれども、いつまでもダラダラとぬるいサマキャンを続けたいですね、というのがあって、なるほどなあとおもった。メリハリがはっきりしないこと、これもいいことなのかもしれない・・・。

少なくとも、硬くなる一方の世界よりは、ね。