長い一日、移動編

17日の朝、タクシーで空港に向かい、正午のフライトで日本を出たのです
飛行機の中は、偶然三人座席の一つ、隣が空席だったので、ゆっくり座りながらこれました。それが多少ラッキーだったかな。前に座った家族連れの兄ちゃんが、遠慮無く勝つ勢いよくシートを倒してくるのには辟易しましたが。
12時間半のフライトで、なんどかうつらうつらしたぐらいだったけど、娘も大暴れすることなくフランスについたですな。
乗り換え時間が一時間。短いからさっと乗り換えられていいや、と思ってはいたけれど、そうではなくて、一時間で空港の端から端まで移動しなければならないのは、骨でした。着いたらもう搭乗がはじまっていて、子供は先にどうぞ的なサービスを受けることもままならぬ感じ。

余談ですが、我々はフランスに入国して、フランスから出国することになる。パスポートにもフランスの判子が押されている。フランスとギリシアの間はEU内なので、国内便みたいな感じだ。パスの提示などがないのである。

次のアテネへの三時間旅行は大変だった。日本の時間でいうと、25時から28時(要するに深夜1時〜4時ですな)のフライトなのである。子供は十分眠たい時間のハズなのだが、明るい、うるさい、食事が出てきたということで、機内でワガママし放題。今度は二人席分しかなくて、隣にフランス人男性がいたので、そこに気を遣いながら・・・。ベビー・スペシャルー・フードを用意してはくれたのだけど、二つのテーブルの上に三つのプレートは乗らないって!ともかく、この最後のフライトがとても疲れました。おそらく子供も、そしてなにより妻が、大変しんどそうだったのが痛ましかった。

空港に着くと、優しそうなおじいさんドライバーが迎えに来てくれていたので、その足でホテルへ。
四つ星ホテルと聞いていたのだが、実際部屋にはいると、「え、これで四つ星か」と思わざるを得ない感じ。高級感はないわな。シャワールーム、というかシャワーエリアは狭いし、お湯の出が安定していない。お湯になったり、水になったり、勢いもしょぼしょぼ・・・。なんだか少し疲れを上乗せされた感じ。