朝から、文学部心理学研究科のH氏の訪問を受ける。
分析方法や研究テーマについて色々話をさせてもらった。異文化比較の研究がメインテーマのようだが、最近は感情の研究なんかにも手を出してらっしゃるようだ。中でもメタ認知にもとづく感情だという。メタ認知、そう、ソシオンですね。私はソシオンの感情パートについては詳しくないが、社会心理学系の研究も色々探していると言うことなので、I先輩の研究を少し紹介しておいた。
しかしまぁ、いつも思うのだが、私はヒストリカルレビューがなってないなぁ。過去の研究なんかほとんど知らないし、知っていても名前をよく忘れるタチだから困る。何年の研究だったかなんて、絶対わからんもんなぁ。
まぁ、単純に読んでいる文献の量が少ないんだろうな。「俺様」化した社会というアレに通じるものがあるか。
後輩Oを交えて、お昼も彼と一緒にとることに。
なぜだか「都会論」に。都市社会学?都市心理学?とでもいうような話か。結論は「都会ってなんて駄目なんだろう」という感じだったので、次回の食事は「都会ってなんて素敵なんだろう」をテーマに話すことを約束。
午後は学部生の卒論計画を聞く。
私なんかよりも、かなり度の進んだ「俺様」研究プランを立てている。
俺が好きだから研究するんだ。
それはいい。
でも、そこで俺が正しい、という自信はどこから来るんだろう。
あなたがそれを好きなことは間違いないだろう、しかし、それが世界全体の平均だと思ったら間違いですよ、というアドバイスに終始した感じ。
俺なんかはいつも自分が間違っているのではないか、とビクビクしているのだが。うらやましいな。