今朝になると熱も下がっていたので学校へ。
昼に会う人との話ネタ(資料)ができていなかったので、電車内でもノートPCで作業。
最近のノートはいいね。バッテリーに不安はないし、ちょっとヘヴィな仕事をしても十分なマシンパワーを持っている。
おかげでアウトラインぐらいはかけた。
さも準備してきたかのようにその資料で話し合い、同時に?実験データも取り進める。
全て終わった頃に後輩達と食事へ。楽しく食事会ができるほどに回復したということだ。メニューは少し胃に優しそうなものを選んだけど。
まぁ我ながら驚くべき回復力で普段の生活に戻ったのだが、これって若さだろうか。もう30なんだから、それはないと思う。
じゃあなにか。
きっとこれが成熟というやつなのだ。言い換えれば年の功かな。
もちろんまだまだこんなことを言うには早い、若すぎる、と思う。まだ就職もしてないから、この業界の本当の世界の半分ぐらいしか見てないのだもの、社会的なことについてはさっぱりだね。
それでもまぁ、例えば健康管理のような個人的かつ具体的なことについては、もう30年もこの体で生きてきたんだもの、だいたい操るコツがみえてきてるのだ。きっと。
例えば風邪を引きかけたら早めに寝るとか、高熱が出たときは汗をかいた方がいいとか、ノドが痛かったらこまめにうがいするようにするとか。
なんでもないことなんだけど、親によく言われるようなこの手のことは、若すぎると逆に反発してやらないもの。そしてそれを受け止める若いからだがある。
ひとたび病気になってしまっても、「ほおっておけば治る」というヤツで乗り切れるのだ。
そしてそれがだんだん難しくなってきた頃に、一寸集中的に寝たら治るとか、耳鼻科でのどに薬を塗ってもらえば熱が下がるといった自分なりのコツをつかんで上手くやっていく。そういう段階なのだな。
ということは、必然的に1.次のステップがあるのでは、ということと2.他の面でもこの理論が応用できるのでは、と思えてくる。
1.についていえば、きっと40代ぐらいの次のステップなると病気にならないよう普段からコントロールする、というやり方になってくるんだろう。で、さらにその次になったらやや健康志向でないとヤバイと思うようになったり、あるいは、若さとかコツでは制御できない大病にかかったりするんだろうな。
2.について言えばもちろん、就職したらどういうステップで仕事人の階段を進んでいくべきかとか考えたり、子供が成長したり増えたりしたらつきあい方を変えたり、コツでもって下の子を育てたりするんだろう。もちろんパートナーとの距離感にもコツ的なものができてくるんだろうな(というかそれはもうできているが、わりと細かい単位で環境が変わるので、その都度変わっている感じ)。
そう考えると、ノーマルな人生でも、これから先やるべきことや学ぶべきことはたくさんあるから、結構楽しそうだ。老練なジジイになりたいな。
ノーマルじゃない人生−天変地異で環境が壊れるとか、早く死ぬとか、五つ子を授かるとか、三億円当たるとか−であっても楽しそうではある。
そんなことを考えてます。