アマプラで。
まあ正直、そこまで面白い映画ではなかった。老いさらばえたホームズが、記憶もなくして痴呆気味な様子もあるようで。家政婦の息子との歳の離れた友情をもとに、「なんであの事件最後やったかなー」を思い出していくという話。つまり、いわゆる(若くなくても)頭脳明晰でぶっ飛んだかっこよさのあるホームズを見たい、という人には好まれない。
なんか日本文化との交わる要素もあったけど、あれもいらんな。日本の山椒が原爆の爆心地に自生したりすることはないと思うよ。まぁウメザワさんの嘘のせいにもできるけど、だとすると彼のやりたかったことがいまいちわからんし。いや、真田広之が出てきてびっくりしたけどさ。
まぁそういう三流感もあるけど、最後まで見てやろうという気になった、つまりミステリ要素は残ってるし、ハッピーエンドに向けての畳み掛けは悪くなかったから、まぁええもん見たんやと思うことにする。