今日のカラダは未来のカラダ、そしてある意味去年のカラダ

本が完成した、というのは一つのプロジェクトの終わりを意味する。足かけ二年、一度ゼロからやり直すという無茶な方向転換があったにもかかわらず、なんとかこうして完成させることが出来たのは、感動の極みである。

一方で、じゃあ次のステップを、ということになる。

折しも昨年度の研究実績について、受け入れ研究者からコメントをもらわなければならないので、昨年度の研究をふり返って報告した。

昨年は、1.項目反応理論の習熟、2.本の執筆、3.学会、の三つが主な活動で、オリジナルなことがほとんど出来てないのが実情。結局、昨年度は給与に見合った仕事が出来ていないのでは、と思う。

3.は特殊な事情だが、これは言い訳にしたくない。1.は仕事に関係することだが、方法論なので少し回り道すぎるか。三年間で一つの研究をするためには、初年度に新しい方法論をゲットするというのはいい戦略だとは思うけど。2.はオリジナリティがないからなー。理論の整理と再編だからね。チーフ・エディターではあるが、内容については共著者の働きがデカイので、仕事としてはたいしたものではないだろう。

ともかく、今年はもっと生産的な仕事をしなけりゃならん。自戒いたします。