ホームランをうつ気持ちよさは、柔道で一本が決まるぐらいだろうか。
妻曰く、ホームラン>柔道の一本、という。理由は「感じられるから」。ホームランは打った後、球が飛んでいくのを見て、スタンドに吸い込まれるのを見て実感できる。柔道の一本は、投げた後審判の判断を仰がなければならない。審判が「今のなしよ」と言えば一本でなくなるのだから。
じゃあ押さえ込みはどうだろうか。30秒押さえ込んでいる間、だんだん一本になっていく様を実感できるではないか。
しかし、それも違うと妻は言う。「よーし、押さえ込んだ、勝てる、勝てるぞ」と思う30秒ならいいが、必死になって「逃げるなよ、逃げるなよ」とびくびくしながら待たねばならないのはつらいという。確かにHRなら打った瞬間にわかることもある。
ボーリングでストライクを出す気持ちよさはそんなに強くないと思う。しかしそれも、練習に練習を重ねてやっと出たストライクは気持ちがいいに違いない。
馬にのり、高速で駆け抜けながら的を射て、スパーン!と決まったら(流鏑馬)気持ちよかろうな、とも思う。
ホームラン>柔道投げ技一本>流鏑馬>ボーリングのストライク
こんな感じか。
他のスポーツの決まり手?も考えて、このリストを作ってみたら楽しいと思う。スポーツを観戦しながら、ははぁその決まり手はかなり気持ちいいなとか、これはなんぼがんばってもそんなに気持ちよくないんよとか、わかってみたい。
スポーツマンではないが、スポーツに興味がある人間の戯言でした。
今日は4th結婚記念日。先日3rdと言いましたが、4thでした。
こんなしょうもない思いつきを、真剣に議論してくれる人と一緒になれてよかったと思います。