文化的?なお話。
年明けからこっち、コレにはまって一気に読んだ。
からくりサーカス (1) (少年サンデーコミックス)
まだ終わってない。週刊誌の方でも話を追っているが、まぁ先が知りたくなる。ちゃんとハッピーエンドになってくれるんだろうな。藤田和日郎のマンガは、時折しびれるような台詞とスッキリさせてくれるシーンがあって好きだ。ブロム・ブロム・ローはちょっとくさすぎて嫌でしたが。
で、今はコレを読んでいる。
彼氏彼女の事情 (1) (花とゆめCOMICS)
級友Mが絶賛していたな。でも彼は、庵野が監督してアニメ化したから読んでいただけなのかもしれない。私はひょんなコトで手元に来ましたよ。
感想として、最初の甘っちょろい少女マンガのままだと読んでいられなくなるけど、だんだん長期化して(作者も最初はこんなに続くと思っていなかったんだろうね)、脇役がふくらみ、主役のキャラが広がっていくので、そこ(作者が目線を上に上げたとき)から再評価しなければと思っている。
ともかく、面白いのは、少女マンガに珍しく?二人が結ばれるシーンを描いているとこで、少年マンガとは違うなぁと思ったこと。例えば、少年マンガの恋愛シーン・・・
と言って、思いつかない。
じゃじゃ馬グルーミン★UP! (1) (小学館文庫)
かな。最初に思いついたのは、なぜか
ろくでなしBLUES 1 (ジャンプ・コミックス)
だったが。
まぁそこなんかで描かれる、男女関係とはほど遠い物があるわけですよ。男性が少年マンガで、女性が少女マンガで育ったとすると、実際に恋愛するときはそりゃーうまくいかないですよ。全く別の生き物ができあがるからな(笑)
ともかく、あのどうでもいいくせに誰しもの人生の中央に位置する「性」というものを、両性がどのように考えているかを知りたい、と思っている。
話変わって。今月一気に二冊出て、読了したのがコレとコレ。
蒼天航路(35) (モーニングKC (1481)) 蒼天航路(36)<完> (モーニングKC (1494))
最終話を雑誌掲載時と変わって少し書き直してあって、とてもよくなってると感じた。
全館を通じての感想は、まぁ中の上かな、と。絵はうまくはない。勢いはあるけど。史料をよく参照しているので、ストーリーの信憑性はある。キャラの立て方はまぁうまい方かな。とにかく、横山光輝とか吉川英治でしか三国志を知らない人には(俺もそうだったんだけど)、いい刺激になるんじゃないかな。
ところで、次に読むのはコレにしようかと思ってる。
のだめカンタービレ(1) (講談社コミックスキス (368巻))
ベストセラーだってね。面白いかなぁ?
全然関係ないけど、マガジンコミックスはシリーズ物に通して一つのISBNをふってあるようだ。他の出版社もそうしてくれないかしら。今日挙げた本は、例えば「からくり」はすでに40冊出ているマンガなので、全部載せることも出来なかった。ということで、それぞれ一巻だけ載せてあります。