昨年度からゼミ合宿をやっている。いつものゼミは夕方から始まって遅くかかるので、時間のことが気がかりだが、宿泊研修にしてしまえばその心配が少しは軽くなる。
いつもは論文を読むゼミも、この時は本を読むようにしている。今年はシリーズ心の哲学1,2,3から、興味のない章を選んで読むことにした。
読みやすかったのはシリーズ心の哲学〈2〉ロボット篇だったな。
ところで、行き先を決めるときは、皆で話し合って投票し、少数決にすることにしている。今年は九州方面まで出たいね、という話になって、大分(湯布院)が最大得票だったので、福岡県に行くことになった。
こういう「興味が無いものを読む」とか「少数決で決める」ことが認知的不協和を呼び、その分「このゼミ(合宿)はいいものだ、楽しいものだ」と思わせるようになる・・・・というのは言い過ぎか。
今年は8/10-11の日程で、10日下関の方に向かった時に少々渋滞に巻き込まれ、14時チェックインの予定が15時過ぎになってしまった。それでも16時前から発表が始まり、19時半までに三名、夕食、卓球、花火、風呂を終えて深夜0時から残り3件発表する、というハードスケジュール。
俺は「明日に回す?」というアドバイスもしたのだが、学生の方が「いや、やってしまいましょう」と妙なタフネスとやる気を出してくれたので、2時半までやってしまいました。
その後、バナナマンのコントDVD見たり、ゲームしてたりするから、学生はタフだなあと思ったような次第ですが・・・。
発表の内容、キーワードはフレーム問題、バイオセマンティクス、コネクショニズムというところか。2,3,4年生の合同ゼミなので、学年ごとに理解水準が様々なところがあるかもしれないけど、何かの種は蒔いたのではないかな、と思っています。