Kosugitti's BLOG

アンドロイドは正規分布の夢を見るか

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2011 / 3月

研究室のお引越し

半年に及ぶ建物改修がおわり,いよいよ新研究室への移転。
25日には移動できるようにしてあったのだけど,あれやこれやで結局動いたのは30日。
午前中から待機していて,お昼までにはすべての荷物が搬入完了。その後,一日半かけて荷とき。
やっとPCも繋がって,研究室の体をなしました。

35歳にして三つ目の研究室。同一大学内ですがw
少し狭くなったけど,新しい部屋にはホワイトボードがついたのが何より嬉しい。
部屋のデザインがF先生と同じようになってしまったのは,モデリング学習かなぁ。自分にとっての「研究室」の原型がKUにあるんだなぁ,と思ったり。

移転の最中に,パソコンのキーボードを立てておく爪が取れてどこかに行ってしまった。
新年度の研究費で最初に買うのは,キーボードになりそうだ。
インターフェイスが変わると新しいパソコンになるみたいで,うれしいしね!



楽しくも不健康な一週間

今日はもう25日なんだねぇ。早いなぁ。
この数日何があったか,記録のために書いておきたい。

【20日】同窓会,という名の恩師退職記念パーティー。25名以上が集う,大変盛況な会だった。
【21日】対談。恩師が関西にいる間に,出版用対談の記録。昨日の続きで数人参加してくれたので,意外と大人数になりました。対談が終わったら,ひとり山口に戻る。
【22日】卒業式,夜は謝恩会。卒業していく人たちと,たくさんお酒を飲みました。たまたま地元に戻っている人なども呼んで。写真もとったし,卒業生一人ひとりと懐かしい話もできた。嬉しかったなぁ。
【23日】研究室移転準備。学生が本棚を整理していく中,PCに向かって事務処理など・・・忙しかったことしか覚えていない。明日に備えて早く寝ようと思ったのに,ゲームに興じて結局深夜1時まで。
【24日】ゼミ旅行(日帰り)。朝,大学前に集合して,車に分乗して下関へ。海の幸でお昼ごはん,海響館で海族をみて,揺れる船で巌流島めぐり。ふくバーガーを食べ,車で大学に戻る。夜は居酒屋でお見送りコンパ。個室にカラオケが付いていたので,途中からカラオケ大会。一次会で歌いきれなかったので,二次会もカラオケ。3時まで。学生のひとりがうちに泊まることに。
【25日】学生控室移転。朝から荷物を詰めたり送ったり。研究室も今日移転できると思ったが,できないそう。学生の部屋は3Fから3Fへの移動なので平行移動だが,私は3Fから4Fへの移動。階をまたぐ場合はクレーンを使うそうで,その処置は30日になるという。これから数日,研究室難民です。

当面,職場がないので仕事をサボろう(年休をとろう)かと思ったりしている。
でも,ちょくちょく出ていかないといけない用事もあったりして。家族と合流して,速く鋭気を養うとしよう。



報われない努力と社会-個人の対立軸

先日,卒業したゼミ生の八割が集う同窓会的なものに参加してきた。
ゼミ生じゃないのもいたので、正確に同窓会と言えないもどかしさ。

まぁなかなかざっくばらんに会話できるメンバーで,ほとんど同期の友人感覚でしゃべってました。

で,何かの流れで矛先がこっちに向いてきて。

努力しても駄目なことってあるのよ,という話になった。
それはもちろん,そう思う。賛同。大学までの「学力」で戦う場所と違って,仕事や恋愛の世界では努力が成功,報酬に結びつかないことがある。それはわかってる。
でも,努力はするしかないじゃない。

というと,「努力して勝ったから努力しろとかいうのよ」と反論された。

そこで,ふと思った。

俺は勝ったのか?俺は努力して成功したのか?まだだというのなら,もっと・・・どうなりたいのだ?

いや・・・俺は現状が成功だとか勝ったとか思ってない。少なくとも,まだ終わってないだろ。過去形ではなせる歳じゃない。
その場では最年長で,大学に勤めていて,家族もあって,というのは「勝ってるヤツ」と思われるかもしれないけど,自分の中では「アガリ」の感覚はないのだ。
これは当たり前じゃないのか?うぬぼれているのか?

言いあぐねていると,「じゃああんたは学者としてどうしたいんだ、何がしたいんだ」とか問われた。

ふぅむ。久々にクリティカルにつっこまれたなぁ。
最近だんだん、問われる方から問う方に回って来ているので、自分の根本問題に対する直視を避けていたようだ。これはいかん。
改めて問われると,厳しいものです。

その場で答えたのは,次のようなこと。
「俺がしたいのは,対立せざるを得ない社会と個人があるなかで、社会の側からできるだけ個人にとって幸福なシステム・デザインを提供したい」

そこからはお酒も入っているので,声を荒げながら様々な意見交換。

  • 成功しなくても努力はしなければならないのだ。それは社会が決めたゲームにみんなが乗っているからだ。
  • 個人には気持ち,と言うのがある。それに共感する自分の気持ち,というのもある。でも,それにながされちゃいけない。
  • でも個人の側には努力するという選択肢があったことすら知らないやつがいる。そして経験的にそれは学歴で弁別できる。
  • みんながみんな社会の側の視点をもっているわけじゃない。
  • 社会のために個人は死ななければならないの?
  • どちらもわかるので板挟みになって、私には選べないという学生も。
  • 学歴は従属変数でしかないのだけど,デモグラフィック変数として外的に介入するのにはわかりやすいフラグ。
  • 何かを手がかりに,どこかに立脚して「決断」をせねばならん、するのが大人だ…

というような話を,ぐちゃぐちゃと。

研究や教育というのは面白いもの。
研究は,やればやるほど自分が無力であることがわかり,自分より有能な人間が多いことに気づかされる挫折の連続。その中で,自分がわかるもの,自分が(例えば自分の学位にかけて)言えることはこれだけだ,というのを探し続ける作業。あるいは,求められればそれを表明しなければならない。

教育というのは,嫌なことを無理矢理やらされつづけることであり,教育が済むとあれほど嫌だったことが「嫌ではなかった,むしろ良かった」と反応するようになること。

大学という研究と教育の場にいると,この業の再生産みたいな作業を続けざるを得ない,という感じと戦うことでもある。だから,達成感はなかなか得にくいものだ。
それを得てしまうと,学者としては駄目だとも思うのだ。

久しぶりに,個人,社会,心,システム,自分の人生について考えるような飲み会だった。
こんなクリティカルな宴会ってあるかよ(苦笑)

まぁでも,考えさせてくれるメンバーに恵まれたことは,自分にとって何よりの宝だと思う。



東北地平太平洋沖地震

初めて知ったのはTwitterで、何人かが揺れたね、揺れた、とコメントした時。北海道の人から関西の人までつぶやくもんだから、変なの、と思っていたら、TLが急に流れ始めた。
震度を見て驚く。これはかなりの規模だと。確か、震度7阪神淡路大震災のときにできたんじゃなかったか。

東京に出張中の同僚からメールが入り、揺れた、電車動かない、何か情報ありますか、と。とりあえず、地震速報や交通関係のメールを何度かうつ。

どんどん余震がきた。正しくは、三度別の地震だったみたいね。

テレビが見たくて、帰宅。
津波のニュースで胸が痛む…

阪神淡路大震災の時と同じで、時間が経てば経つほど、死傷者数が増えていく。
ネットがそれほど一般的でなかった当時に比べ、TwitterUstreamの威力の過ごさを知ると同時に、やはりテレビやラジオといった伝統的マスコミもだ 大事だな、と思う。TV局各局もUstreamに流し出したりして、対立的に語られがちなネットとテレビも、なし崩し的に仲良くなるのかな、と思ったり。

幸い本州の西の端なので、普段と何ら変わることなく生活できているが、東北大学の先輩、関東に住む友人、知人のことが心配になったり、無事と聞いて安心したり。

まさか人生で二回もこんな大きな自身のニュースを聞くなんてなぁ。

朝方、別の地震が中部であったそうだ。地球がなんかカッカきてるのかなぁ。他のところにも広がったりしたら、やだなぁ。

いつも通りだけど、どこか心安らかならぬ週末。



百日のお祝い

今日は末娘の百日祝い。
ちゃんと数えると昨日が100日なんだけど、仏滅で、今日が大安。なので、今日にずらしました。
朝、市場に行って自宅のグリルでも焼けるサイズの鯛を買ってきた。山口にきて良かったなあとおもえるのが、この魚が市場で買えるところ。新鮮だし、融通性がたかいし、市場の人はその他の人と違って商売人、関西テイストの会話ができる。

今日も難なく鯛をゲット、ついでにお刺身もかって、赤飯の材料を買って。

夕方早めに帰宅して、料理など。
自宅で焼くので、完璧に美しく、とはいかないけれど、手作り感丸出しのお祝い料理で祝福。
ちゃんとお宮参りの時にもらってきたお箸や石をだすんだぜ。

お祝いも終わり、いつもの授乳。
首も座ってきたし、だんだんしっかり個性的な顔にもなってきた。
これからまだまだ先は長いけど、楽しんで行こうな、人生。



RのIDE,RStudio

昨日,Rをバージョンアップしておくか,とおもってRjpWiki – RjpWikiにアクセスして,RStudioなるものがあるのを知った。

こちら→
RStudio

Rをつかう総合環境ですな。R自身のRguiは悪くはないんだけど,基本的にはコンソールだけで,ちょっと味気ない。
で,早速DLしてみた。

起動すると,自動的にPCに入ってるRの場所を特定して(インストール先がデフォルトだからだろうけど),その実行ファイルをエンジンとして使う。バージョンアップしたら,自動的に新しい方の実行ファイルを指定してたから,なかなかやるなぁと言ったところ。

起動画面。
f:id:kosugitti:20110304103042j:image
画面の右上がエディタ部分。下がコンソール(結果出力)。右上が現在ワークスペースが保持しているメモリや履歴。右下はプロットやパッケージリストを表示するところ。
上下左右のウィンドゥサイズ変更は出来るけど,左右の入れ替えは出来ないようだ。

長所は,まずエディタ部分の強調表示。これ便利ね。
次に,プロット関数で描画される図が,PDFかPNG形式にボタン一つで出力できるところ。サイズも決められて,便利です。
f:id:kosugitti:20110304103043j:image
右下のパッケージ管理もなかなか。クリックするだけで読み込んでくれる(library関数を自分で書かなくて良い)。新しいパッケージをインストールしたい場合は,アイコンをおしてパッケージ名を入力する。入力補助があるので,うろ覚えでもOK。
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まぁそんな感じでなかなか良いんだけど,欠点も。
最大の欠点は,日本語未対応ってことです。メニューはもちろん,2バイト文字が駄目みたいで,データやソースのファイル名,フォルダ名に全角文字が入っているとエラーが返ってくる。なれている人は問題ないけど,初学者がパソコンの名前に全角スペースをいれてつけていたりすると,デスクトップやドキュメントフォルダに保存の段階でエラーが出てパニクるだろうな。
画面表示も,日本語部分が文字化けしている。これなんかは,設定で画面表示のフォントを変えるだけで良いだろうと思うのだけど,Preferenceのところでも選択できないので困ったちゃん。
まぁ逆に,それがRってもんだ,という教え方をしても良いんだけど。

2バイト文字の問題は,Rというアプリレベルの問題ではなくて,OSレベルでの理解の問題なので,いちいち教えたりするのは面倒だよなぁ。
バージョンが上がると,このへんの問題は解決されていくでしょう。今のところ,Rコマンダーよりは良いと思います。

以上,簡単なご紹介まで。




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