RのIDE,RStudio

昨日,Rをバージョンアップしておくか,とおもってRjpWiki – RjpWikiにアクセスして,RStudioなるものがあるのを知った。

こちら→
RStudio

Rをつかう総合環境ですな。R自身のRguiは悪くはないんだけど,基本的にはコンソールだけで,ちょっと味気ない。
で,早速DLしてみた。

起動すると,自動的にPCに入ってるRの場所を特定して(インストール先がデフォルトだからだろうけど),その実行ファイルをエンジンとして使う。バージョンアップしたら,自動的に新しい方の実行ファイルを指定してたから,なかなかやるなぁと言ったところ。

起動画面。
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画面の右上がエディタ部分。下がコンソール(結果出力)。右上が現在ワークスペースが保持しているメモリや履歴。右下はプロットやパッケージリストを表示するところ。
上下左右のウィンドゥサイズ変更は出来るけど,左右の入れ替えは出来ないようだ。

長所は,まずエディタ部分の強調表示。これ便利ね。
次に,プロット関数で描画される図が,PDFかPNG形式にボタン一つで出力できるところ。サイズも決められて,便利です。
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右下のパッケージ管理もなかなか。クリックするだけで読み込んでくれる(library関数を自分で書かなくて良い)。新しいパッケージをインストールしたい場合は,アイコンをおしてパッケージ名を入力する。入力補助があるので,うろ覚えでもOK。
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まぁそんな感じでなかなか良いんだけど,欠点も。
最大の欠点は,日本語未対応ってことです。メニューはもちろん,2バイト文字が駄目みたいで,データやソースのファイル名,フォルダ名に全角文字が入っているとエラーが返ってくる。なれている人は問題ないけど,初学者がパソコンの名前に全角スペースをいれてつけていたりすると,デスクトップやドキュメントフォルダに保存の段階でエラーが出てパニクるだろうな。
画面表示も,日本語部分が文字化けしている。これなんかは,設定で画面表示のフォントを変えるだけで良いだろうと思うのだけど,Preferenceのところでも選択できないので困ったちゃん。
まぁ逆に,それがRってもんだ,という教え方をしても良いんだけど。

2バイト文字の問題は,Rというアプリレベルの問題ではなくて,OSレベルでの理解の問題なので,いちいち教えたりするのは面倒だよなぁ。
バージョンが上がると,このへんの問題は解決されていくでしょう。今のところ,Rコマンダーよりは良いと思います。

以上,簡単なご紹介まで。