学部時代恩師が,本年度をもって退職される。この日は最終講義だった。
セレモニーを嫌う方なので,OB連に大々的に声をかけることはせず,先輩と二人でコッソリ向かう。
講義は,定期的な講義の最終回であって,最終講義のための講義,ではなかった。
それでも,「まだあと10年は出来るのではないか」というほど力強く,刺激に満ちた講義であった。
さんざん聞いたことのある話なのだが,ご著書を読んで理解しているつもりの話なのだが,やはりご本人の口から,ライブで伝えられるメッセージにハッとさせられることがある。
いつの日か,超えられるだろうか。
いや,超えねばならぬ。