まだ読破していないけど、六割ほど読んで必要なものは得た感じ。だから見切り発車で読書案内。
今まで私は、メディア論ってその名前だけで興味を持てずにいたけど、こういうことならアリよ、というかオモシロイ。ハイダーの博士論文もメディア論だからな(笑)ことほどさように、メディア論という考えに触れることができて、今更ながら良かったです。
主にルーマン社会学についての本。ルーマンは社会学にオートポイエーシスを応用した人で、システムの要素はコミュニケーションだということだけ聞きかじっていて、それでまぁだいたい分かったのだけど、成果メディアという概念を作ったのは面白いところだ。それが概念的に、システム論のどこに配置されるのか、は我々に残された課題ですか。
この後は、成果メディアについて詳述してあるルーマンの原典を読もうかな、と思いました。