食べ物関係で

まずは吉野屋から。今日私がピックアップする中では一番罪が軽いのだけど、結構騒がれましたね。

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超大盛り「テラ豚丼」映像、吉野家に苦情…悪ふざけ店員処分へ

 インターネット動画投稿サイト「ニコニコ動画」に、牛丼チェーン最大手「吉野家」(東京)店内で店員風の男性が超大盛りの豚丼を作っている映像が公開されていたことが4日、分かった。同社は西日本地域の直営店で複数のアルバイト店員が行った“犯行”と特定し事情聴取。「厳正な処分をする」という。

遊びで作ったことが問題ではなく、出来たやつを、食べられないので「リサイクル」と称して売り物の方に戻したことが問題なのです。衛生管理という意味で。まぁ中国の比ではないけど。

日本経済新聞

中国雲南省昭通市で3日、小学生4人がインスタント麺(めん)を食べたところ、突然腹痛などに見舞われ、近くの病院に運ばれたが、間もなく死亡した。5日付の新京報が報じた。治療にあたった医師は食中毒と診断、現地の関係当局が詳しい事故原因などを調査している。

これ、事件でも事故でもどっちでも嫌だ。

さて、次。マクドナルドで。
お知らせ : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

マクドナルドのサラダ日時張り替え「6年前からほぼ毎日」

 マクドナルドの東京都内の4店舗が、売れ残ったサラダの調理日時のシールを張り替えて販売していた問題で、日本マクドナルド(本社・東京都新宿区)は29日、こうした改ざんが5〜6年前からほぼ毎日行われていたことを明らかにした。

 発覚直後の27日の記者会見で、同社は「2年前から張り替えをしたことがあった」と説明していた。また、サラダのほか、ヨーグルトでもシールの張り替えが日常的に行われていたことが新たに分かった。

まぁどこでもやっていることかもしれないけど、バレたから大変。

問題は今日のニュース。
「ゴキブリ揚げた」mixi日記は「事実無根」 ケンタッキーに「本人が謝罪」 – ITmedia ニュース

「ゴキブリ揚げた」mixi日記は「事実無根」 ケンタッキーに「本人が謝罪」

 日記は、数カ月前までケンタッキーの店舗でアルバイトしていた元店員が、5日付けで「(吉野家の「テラ豚丼」騒動が)おもしろすぎでしょ。バイトしてればそんなことやっちゃうよねー。ケン〇ッキーでゴキブリ揚げてたムービー撮ればよかった」などと書き込んだ。

 それ以前の日記にも、「ゴキブリは揚げてもなかなか死ない。衣つけて圧力かけて揚げたら死んだけど。実験協力:ケン〇ッキー」と書かれており、巨大掲示板やmixi、動画投稿サイトなどで「気持ち悪い」と騒動に。同社にも電話やメールで問い合わせが寄せられていた。

これはひどい。豚丼の比ではない。しかも、気になるのは次の点だ。

ケンタッキーフライドチキン」の元アルバイト店員だという男性が、自身のmixi日記上で「店内でゴキブリを揚げた」などと書き、インターネットの掲示板で「気持ち悪い」などと騒動になっている。運営する日本ケンタッキー・フライド・チキンは12月6日、「事実無根の内容。5日夜に本人が、『いたずらで嘘を書いた』と保護者同伴で謝罪に来た」と説明した。

KFC社の対応に注意。バイト店員が「嘘でした」と言ってることを、盲目的に認めたようだ。本当かどうか、ちゃんと調査すべきである。で、もし本当であれば告訴すべきである。本当でなくても告訴すべきである。風評被害がすごいだろうから。

この反応からわかることは、「クリスマス前の大事な時期なので、なかったことにしたい」という一時的な対応策であって、重要性をはかり損ねていると思われる。

色々情報を集めてみると、この少年は、他にも悪事を色々mixiに書いちゃってる残念な子で、そういう人のメンタリティを想像するに、このゴキブリ揚げは事実であったと推測できる。

いずれにせよ、年内いっぱいぐらいはKFCから物を買うことはないでしょう。

もっとどうしようもないことを言うと、自分で手作りしていない段階で、もはや真実かどうかは問題ではないのだ。ちゃんとやっていると信じられるかどうか、が問題であって、働く側、雇う側の行動をみて信用できるかどうかの判断をするしかない。

だって、安いんだもの。

安いということは、そういう危険を食べているということだ。それはわかっている。
だからこそ、風評の可能性だけでも問題になるのだ。

ちなみに、モスバーガーは安くないけど信頼性が高い、というところがウリだった。
で、このニュース。
asahi.com:モスバーガー、中間赤字に転落 クーポン券で経費増 – 食

モスバーガー、中間赤字に転落 クーポン券で経費増

 ハンバーガーチェーン大手のモスフードサービスが12日発表した07年9月中間連結決算は売上高が前年同期比6.7%増の319億円、営業利益が同41.8%減の2億円で、当期損益は1億円の赤字に転落した。創業35周年で初のクーポン割引を実施したところ客数、売上高とも増加したが、それ以上に客単価の落ち込みが響いた。

 桜田厚社長は「クーポン利用率が予想以上に高く、キャンペーンの評価は丸ではなく三角ぐらい。今のところは今年限りと受け止めてほしい」と語った

これは路線間違えたんだって。
本当にクーポン利用で赤字になったのなら、そもそも会社を運営する人間としてなってない。
であれば、当然、「安くなって美味しくなくなったor信用できなくなったので行かない」という層がかなりいて、そこが離れたから赤字転落、と読むのが正しい。

このご時世、リスクなしの外食なんてないですよ。