IRTをやっているとよく出くわすのは、項目を選別することと段階を変えること(五件法を四件法に、とか)である*1。項目の選別とは、分析をしていて「アー、この項目の識別力悪いな」とかいうときに、その項目を除外して分析をやり直す、ということだ。段階を変えるのはもちろん、五件法で1と2の識別ができてないのでそこをあわせちゃえ、とかいうことである。
IRTのソフトはParscaleをつかっている。後者の段階を変えることについては、そのプログラム上でmodifyコマンドを使えば可能である。が、前者の項目を選別することがうまくプログラムで表現できない。10項目読み込んでも、分析に使うのは1,3,5の三項目だけですよ、という設定ができればいいのだが・・・。
で、どういうことをしているかというと、我が研究チームはかいがいしくも、一つ一つファイルを作り直しているのである。上記の例では、2列目と6〜10列目を削除したファイルを作り、それを読み込むという感じ。
もちろん、手間だ。
で、これを何とかする何かを作ろうと思い立った。
もとのデータがエクセルで作られているから、VBAでマクロを書けばよいかな、とつかったことのないマクロをイライラ触ってみる。遅々として進まず。
いっそVBでつくっちゃおうか、と思ったけど、VB.NETでデータを読み込んだり、複数のフォームをつかったりするのが面倒だ。
コマンドラインでできるようなソフトにしようか、と思ったけど、それだとGUIじゃないから使いにくいし、できても後輩とかに貸してやれないのよねー。
ウロウロしては、少し作って、やっぱり効率が悪いだろうと思って止めて、別のプラットフォームにして、云々・・ということを繰り返し、ただただ疲れて眠りました。だから昨日は日記がなかったのさ。
*1:ひょっとしてこんなことで悩むのは俺だけで、何かIRTのやり方を間違っているのか?