この本はまず、表紙(今回は帯)に吉田戦車画のキャラクターが描いてあるのがずるいんだよな。あれみたら、あ、何か面白いんじゃないかと思って買ってしまう。他の二冊も同じ感じで買ってしまいました。
さて内容。まぁまぁですw
新書であっさり読める程度になっているのか、それともそろそろ著者のネタが尽きてきたのか。
著者の社会に対する見方は、
- ペシミスティックな考え方(特に懐古主義)が嫌い
- 世界を斜に見ている
- 常識に対する反論
というもので一貫しており、この姿勢が好きなら読んでいて面白いと感じるでしょうな。私は感じました。
ま、真面目に議論しても効き目がないので、ボケに対するツッコミというプレイに変えてしまいましょうという考え方は、アリかもね。
その考え方自体がすでに、ひとつのボケなんですけどね。