駄々と癇癪

娘はすっかり元気になったようである。

変な時間にビスケットやジュースを欲しがるので、最近は辛抱させるようにしている。「子育ては、最初はP型、大人になってくればにM型」といっていた先生の言葉が頭をよぎる*1

さて、今までは「ちょーだい」と言えばもらえていたものが、もらえなくなってきたので、娘は拗ねて泣くことを覚えた。「ちょーだい?イヤイヤ、ダメですよ」というと「イヤイー」と火がついたように泣き出すのである。しかし、最初は涙が出ない。当然である。どこも痛かったりするわけではないのだから。徐々に出てきて、しまいには粒の涙が落ち、その頃にはフミバウアーもきわまって床でゴロゴロしている。おう、駄々だ。駄々をこねるようになった!成長だ!と子供の気持ちを全く斟酌せずに喜ぶ私。

夜、サイフに手を伸ばして遊んでいた娘。必要になったので、「ちょーだいね」と無理矢理取り上げた。すると例によって泣き出したのだが、面白いことに今度は近くにあった新聞を投げ捨てた。「ムキャー!」というような奇声と共に。おう、癇癪だ。癇癪を起こした!成長だ!と子供の気持ちを全く斟酌せずに喜ぶ私。

子育ては楽しい(笑)

*1:リーダーシップ論で有名な、PM理論より。Pはパフォーマンス、Mはメンテナンスを重視するということ。全く余談だが、最近はいいリーダーがいなくなった。政治然り、自分の周囲然り。私のリーダーシップは小集団サイズ(10人まで)が限界かな、と思う今日この頃。