過保護とモンペ

昨日は娘の参観日。幼稚園での活動を見てきました。
七夕飾りを作ろう、ということで、折り紙を切って飾りを作るのだけど、うちの娘は「途中でハサミをストップしてね」という指示を聞けず、全部切り落としちゃってた。本当は互い違いに切るので、ハラハラと広がるはずが、単に極小の三角形が出来ただけ。

おー、間違えとるわー、と思って焦りながら見ていたが、途中で先生が「みんな出来たー?できたら外側からこうやって折って…」となった時に娘も「やらかした!」と気づいた様子。俺らと目があっても「見ないで!」って言う。

かわいそう。いじらしい。

余りをもらって隣に行って、正解を教えてやろうかとも思ったが、クラスには一割ほど同じようなミスをしている人がいて、その子らを押しのけて余りをくれってのも違うかな、と思ったり、娘の不安そうな顔を見て「今そこにある危機」を救えない父で良いのか、と自問自答したり。
結局、夫婦して先生に頼んで娘の横に行き、余りをもらってちゃんと作れるようサポートしちゃったけど…
はてさて、過保護かなぁという気持ちと、「何でうちの子を見てくれないんだ!」とか言いだしたらモンスターペアレンツだよなとか、(仮にも教育学部の人間だから)先生の気持ちもわかるし、でも先生それじゃダメでしょうと思ったり、
やれやれ、ことほど左様に世の中は面白いことだなあ。
ちなみに娘はそのあとの楽器、お歌が上手にできたので、自尊心もそこまで傷つくことはなかったと思います。