COVID-19による仕事改革

新型コロナが流行っている。

政府が急に「全国の学校を休みにスルー!」と言い出したのは,手法としてはあっているのかもしれないが,意思決定のプロセスと根拠が不明確で(この内閣は特にそうだ),かつ学校に「要請する」という動きの根拠がないことなので,施策としては断固反対。政府の方針も支持しません。どう言う法的根拠があって,いきなり学校を休校にできるんだ。もちろんそのあと,文科省が教育委員会に通達して,法的な根拠のある動きが取られて実行に移されているわけだけど,そもそも総理大臣の言葉ってのは軽いものじゃなくてそうやって周りが動いてしまう。いや,もちろんわかって動かしたんですよね。つまり「俺が動いたら理屈は後からついてくる」というわけで,これは独裁国家ですよ,本当に。

ちゃんと選挙に行って,まともな人を選ばないと,国民生活に直結することがよくわかるシーンなんだから,皆さんもちゃんと学習して選挙に行かないといけないですよ。結局,選んだ国民たる我々が悪いってことだからなあ。

ともかく,社会的にはそう言うことで,俺は反対ではあるんだけど,個人のレベルでは従うしかないし,与えられた環境をできるだけ楽しくすることが大事。子供達は学校がなくなって家にいるし,外出も良くないとか言われているので,できるだけ家の中でも楽しませてやれるように,何か考えないといけない。幸か不幸か,学会や研究会,卒業式その他3月のイベントが軒並み中止,取り消しになっているし,在宅ワークもできる仕事なので,家族との時間を大事にしようと思ってます。学科会議や教授会も無くなったもんな。コロナによる仕事改革はすごい実績あがってるな。株価が下がってるのは勘弁して欲しいけど。

ということで,というか何ヶ月も前に決めていたんだけど,受験が終わったお祝い(お姉ちゃん頑張った,弟達もおうちにお友達呼ばないとか我慢してた)ということで,ホテル三日月に一白で遊びに行ってきました。2/29-3/1ですかね。山口にいた頃は,大分の「杉乃井ホテル」がお気に入りだったんだけど,ソレと同じようなものがこっちでも見つかった感じ。車をレンタルして,アクアラインを走り(トンネルが長くて怖いと末っ子半泣き),海ほたるで景色を満喫(海が怖いと長女が嫌がる),ホテルのプールで泳いだりバイキングを楽しんだりして帰ってきました。

ところが,帰ってきた次の日の夜から長男ボーイの胃腸の調子が悪い。3/3から学校が一斉休校になると言うのに・・・。結論から言うと,インフルエンザでもコロナでもなく,ウイルス性の胃腸炎。思い返せば,三日月の風呂の湯を誤って少し飲んでしまってたので,ソレが原因じゃないかなあと言うことで。悪いものが体外から出たら元気になったようなんだけど,結局3月は2日間しかなかった登校日を通院で潰して,いきなり一成休業に入った長男ボーイ。やれやれ。

 

さて,本日7日は長女の高校の制服採寸に行ってきましたよ。電車の人も少ないし,百貨店の営業時間は短くなってるなど,やはり町中でコロナ対策,人が少ない。まあこう言うのもいいんじゃないかなあ。学校を休みにしたところで,東京は満員の通勤電車をなんとかしないと意味ないもんねえ。ところが百貨店の学生服コーナーは今日しか設定日がないからか,とんでもない行列。整理番号で呼び出してくれると言うのでえ,行列を離れていたんだけど,呼び出されてから2時間近く,採寸等々の手続きで行列の中でしたよ。整理番号の意味ねえなあ。もう少し合理的にやってくれよな,と思ったです。

なんにせよ,これがいつまで続くのか知らんけど,コロナのおかげで働き方や生き方に「別の道もある」って思わせたのなら,ケガの光明。早く落ち着いて欲しいけど,コロナ対策がなくなっても,できることなら在宅・リモートワークをどんどん推進して,会議もオンラインでできるようになって欲しいですにゃー。