デカルトはそんなこと言ってない(https://amzn.to/3jdKIHn)を読んだ。
各章が短く、章題が中身を表しているので読みやすい。が、ところどころ「そんなこと言ってるって意見があったの?」って思わされるところがある。急に対話調になることろはなんだったんだろうな。作者なりのユーモアでしょうか。
読みやすいんだけど、それだけに目がスリップしがちで、なんかそんな反論読むくらいならデカルトの書いたものそのものを読んだほうがいいかなー、と思ったり。
まぁでも、デカルト入門といえば、デカルトの人となりを紹介しつつ始めるのが定番で、それではない切り口をという試みは良かったです。