取ることにします宣言

もう1月が終わってしまう。一月行きすぎちゃう?

正月は2日に一泊で関西に帰省したくらいで、あとは比較的のんびり過ごしてて…恒例の3日鍋やったり、誕生日前後に暴飲暴食したり、と穏やかに過ごしておりましたよ。

今年の目標はいつにも増して、家内安全・無病息災。コロナになったり怪我したり、させたりしない一年にしたいと決意を新たにしています。

さて昨年5月にやった事故で鎖骨にプレートを埋める手術をし、12月の検診で完治したといえる状態になって、一安心したところ。かつては肩を動かしてはいけない→水平までなら上げて良い→背伸びして良い、と数ヶ月かけて制限解除されてきたけど、完全無制限、スポーツでも何でもしてね状態になれました。

ここで1つ問題。肩に埋め込んだプレートを取り出すかどうか。お医者さん曰く、どちらでも良いとのこと。20代の患者なら先の人生が長いから取ることを勧めるし、60代の患者なら手術のリスクを考えて取らないよう勧めるが、46歳男性は見栄えを気にするわけでもなし、どちらでも良いよ、と言われてます。

献立を決めるのと同じで「どちらでも良い」と言われると1番悩む。周りにも「わざわざ手術して取らなくていいんじゃない、取らない人いっぱいいるよ」という意見や、「体に異物があるままはなんか嫌じゃないか」という意見までほぼ半々。加えてコロナ患者が増えてる今、病院に負担をかけるのもええのかな、と思ったりもして。

いやまぁ、最後のやつは個人的な「逃げ」なんです。以前は手術しないとどうしようもない故障があったから、選択肢も決心もなく、やるべきことを淡々と、という感じだったんだけど、今回は自分の意志で決めないといけない。すると入院前の抗原検査で鼻に綿棒突っ込まれるのやだなとか、術後の足から取る採血やだなとか、術後また何度も病院通わないといけないんだろなとか、逃げる理由ばっかり目について、どうしても「わざわざやることないよね」って気持ちになる。

とは言え、問題がないわけではないのです。肩にぷくりとプレートの膨らみがあって、時折痛む。その痛みというのがいつもリュックを背負う時で、紐がそこを押さえる形になるから痛いんですわな。持ち方変えたりすると痛いことはないし、肩が上がりにくいのはただの肩こり・四十肩かもしれない。わざわざこのちょっとした(でもずっとある)違和感を取るためだけに手術…?手術って基本、怖いじゃないですか!

取るかどうかの判断は、術後一年以内が良いそう。それ以降になると器具を取り外しにくくなるらしくて。なので12月の検診では「次回予約を入れておきますが、取らないことに決めたらもう完治だから来なくていいし、取るのならその時手術の日を決めましょう。もっとも、手術室の予約は二週間先とかになるから、日を選びたいのなら予約を前倒しして1月中に連絡してね」と言われました。つまり、今日が実質的に締め切りだったのです。

妻や学生、オンライン飲み会の仲間などに愚痴っぽく聞いてもらってたんだけど、妻が「セカンドオピニオンで近所の整形外科で聞いてきたら?」というので、少し時間に余裕ができた先週の金曜夕方に行ってきました。

家の近くの整形外科の先生は、物腰柔らかな人で、家族もお世話になってます(なってほしくないけど学校で怪我したらここに行く)。

事情を説明して、セカンドオピニオンを聞かせてくれ、と言いました。肩の動きを触りながら見てくれて曰く、確かに機能的には何の問題もないと。骨の周りを筋肉が滑っているので、とっても取らなくても良いのだそう。リュックの紐が当たると、患部を抑えながら動かすので、それは動きに無理が出て、確かに違和感あるでしょうね、とのこと。そらそうか。取ると、肩の膨らみはもちろん消えるし、日々のストレスも無くなるでしょう、手術は1泊、長くて2泊でしょう。どちらでもいいんじゃないでしょうか、というご意見。

とまぁ、お医者さんはここでも「どっちでもいい」派なんだけど、日々のストレスもやだよね、手術は簡単なレベルのものだよ、と言われたので少し安心感と勇気をもらいました。

怖い気持ちはちょっと残ってるけど、取ります。もう病院の予約も明日に変更、前倒ししたぞ!

私は元来小心者で緊張しぃなんだけど、イベントの当日Xデーは「もうなるようになれ」って気持ちになるんだよね。X+N日目は「済んだことは仕方ない」とも思える。つまり俺の緊張のピークはX-1日目なのです。前日とか、徐々に期日に近づいている辺りが一番不安定な訳です。こうして書いて言葉にすることで、決心を固めていく所存。

今年1番のイベントが次の手術でありますように!