曜日の感覚が狂います
例によって、ただ研究に専念できる時間を過ごしています。もう1ヶ月経ったのか。ずっと続けられればいいのに。
13日土曜日が中学校の体育祭の日の予定だったのだが、週間天気予報で雨が予想されるため、11日の段階で17日(水)に延期が決定した。それはいいんだけども、玉突きで変なことが。当初の予定では13日体育祭(要弁当)、14日日曜日、15日は代休だったのだけど、変更後は13日半ドン、14日休み、15日代休のまま、16日半ドン、17日体育祭、18日以降は平常授業となった。13日はどうしても土曜授業がしたかったのか?しかも16日は部活をするので要弁当。17日体育祭は平日なので給食があるという。平日と休日が入り乱れてしまった感じだ。
ハイラルに出張中
さて、12日にゼルダの伝説が発売されました。予定通り、これに時間を取られています。許されることならば、しばらく「出張先:ハイラル」と申請しておきたい。それぐらい没頭できる世界だ。ストーリーも引きつけられるし、前作で経験値等がフルレベルだったのが、自然な形で力を剥奪され、最初からコツコツとやらなければならなくなっている。新しいトリックの使い方も、色々な可能性が感じられていい。放っておくと本当に何時間でも時間が溶けてしまう。このゲームの怖いところは、すごく見晴らしのいいオープンワールドをうろうろしていて、遠くに見えるところまで行ってチャレンジをクリアすると、またちょうどいいぐらいの遠さに別の何かを見つけてしまうところ。あとちょっと・・・・もうひとつだけ・・・という連鎖が止まらない。夜寝る前に、少しだけやろうと思うと、平気で2時間溶けてしまう。恐ろしい。
そして日常生活にも影響がある。前作をプレイしている時もそうだったけど、ゼルダのゲームは主人公のリンクがかなりアクロバティックな動きをする。そういう動きができたらいいな、と思った動きをしてくれるというか。で、壁を登ったりジャンプしたりということもある。ハイラルを離れて日常生活をしていても、「あのビル(リンクなら)登れるな」や、「あの塔(リンクなら)上からジャンプするな」と、町のあらゆるオブジェクトが「リンクならどう使うか」という視点で見られるようになる。ふとそんなことを考えていて、そういえばブレスオブザワイルドをしてたときもこんな風に考えていたな、と懐かしいようなおかしな感覚を抱えて生活しています。
GPT先生
話題になっているchatGPT、本当にすごいですよね。とある翻訳作業をしていて、「うーん、ちょっといい日本語が思いつかないな…」と感じた時など、GPTに「これどう訳すの?」と尋ねると、思った以上に適切な答えが返ってきます。
ある日、chatGPTを使うために毎回ブラウザを開くのが面倒だと感じ、調べてみるとVSCodeの拡張機能に存在することを発見しました。それを導入したところ、chatGPTのAPIが必要となりましたが、Web版でGTP4を利用するための課金(約2000円/月)と比べると、はるかに手頃な価格で利用することができるようになりました。現在は、月額上限を8USドル(約1000円)に設定しています。APIキーを取得することで、いつでも質問できるようになったのです。ただし、APIはGPT3.5ベースなのが少し残念です。
それでも、手軽にchatGPTに話しかけられるようになったことで、様々な使い方を試す中で、「これは本当に知恵を持っているのでは?」と感じるようになってきました。特に、プログラミングの補助としての活用法がすごいです。補助と言いつつ、実際にはほとんど任せられてしまうんです。
例えば、「あるフォルダに入っているCSVファイルを順番にRで読み込むコード」は、「反復」と「ファイル操作」について概ね理解していればすぐに書けますし、一度書いた経験があれば、そのファイルを探せば簡単に流用できます。しかし、chatGPTを使えば、そのまま「あるフォルダに入っているCSVファイルを順番にRで読み込むコードを書いて」と頼めば、それに近いコードを書いてくれるのです。そのコードをコピペしてみると、案外機能します。エラーが出たり、思った通りに動作しなかったら、「こんなエラーが返ってくるんだけど」という具体的な問題点を提示するか、「ここをこのように直して」と具体的な修正要求を出せば良いのです。とにかく何でも聞いてみればいいのです。
私はほとんどPythonで書いたことがなく、読めばなんとなく理解できる程度です。でも使えれば便利だろうな,と常々思っていました。そんなおり,chatGPTを使ってPythonのコードを書かせてみると、自分がプログラミングを始めた時に、これがあったらどれだけ楽だったことかと思います。プログラミングを始めた高校生の頃,友人と二人で「どこにバグがあるんだろう…」と悩んでいた日々が、今では信じられないほどです。「バグを探して」と指示すれば、バグりそうなポイントについて解説してくれるのですから。そのおかげで、プログラム初心者の気持ちに戻って、賢い人からPythonを学ぶことができています。
GPTの使用に関する所感を少し書きます。
まず、GPT3.5だと少しバグがあったり指示通りに実行できなかったりすることがありますが、GPT4ではほとんどそのような問題はありません。しかし、「これを書いて」「ここを修正して」「こう変えてみて」「コメントをつけて」「もっと簡潔にして」など、つい気軽に追加の指示を出してしまうと、オーバーロードしてしまうことがあるのが問題です(その場合はしばらく時間を置いてから再試行するように言われます)。
ただし,2点目として,全くのプログラミング初心者にとっては、うまく使うのは難しいかもしれないな,とも思いました。私はBASICやCやRなど、長い間プログラミングを学んできましたので、「ファイルI/Oは大体こんな感じだろう」とか「ここはこう別途処理させた方がスマートだろう」といったアルゴリズム的な直感が働きます。そうでない人にとっては,やはりわからないままになってしまいそうです。
とはいえ,AIの開発を免許制にするとか、慎重にならなければならないとかいう論調は、少なくとも私にとっては馬鹿馬鹿しく思えます。我々は積極的にAIを使うべきです。教育の現場では、教師が全体的に指導し、学生が実習する際にはGPTが補助する、というような形が良いと思います。
そうそう、AmazonKDPから連絡があり、印刷コストが改訂されるとのことでした。これにより、今まで2000円で販売していたテキストが、少なくとも2700円にしなければならなくなりました。そこで、テキストの価格を3000円に値上げしました。その代わり、中身は最新版にアップデートしました。
ところで、このブログ記事は、実はGPTによって校正されています。私の元の下書きをコピーし、「ブログ記事として読みやすくする」と指示しました。どうでしょうか?どこがオリジナルで、どこが改善されたのかは、分かりにくいかもしれませんね。うふふ。