IMPS2025

久しぶりの国際学会でした。人生初のアメリカ。ミネソタはミネアポリス。

機内食が変なタイミングで出るので,これで身体のリズムが狂ったと思う

飛行機,まずは成田からデンバー,乗り換えてミネアポリス。10時間プラス3時間。出国手続きなどもほとんど事前の電子化,アプリ化されてるのでスムーズ。便利なもんですわ。機内の映画も「字幕ないけど頑張って英語で見るか」とか思ってたら日本語吹き替えだったし。こういうのを体験すると,世界は便利になってってるな、とは思う。

ミネアポリスに着いたのが向こうの夜の9時ごろ。街を歩いてる人がいない。治安が悪いわけでもなさそう。ビジネス街なのか?とにかく人気がないな,というのが,第一印象。

2日目から学会。会場へはライトレールというトラムで移動。1日乗り放題で4ドル。

ライトレール。グリーンライン,ブルーラインの2系統

今回のミッションは発表と西里先生に会ってお手紙を渡す事。さていつ会えるかな…と思ってたら即会えた。90歳とは思えぬお元気な感じで,「日本のために頑張ってくださいよ」と暖かいお言葉をもらう。

夕方のポスターセッションは会場を変えてホールで。軽食を食べながら(お酒も可)わいわいとやる感じ。この会場,そもそもが大学の持ってる学会用ホテル&セレモニーホールみたいで,朝食,コーヒーブレイク,パーティの軽食など、参加者にはサービスでもらえる。とても素晴らしい(出張費の日当から食事代を引くというケチくさい組織にはたまったもんじゃない仕組みではあるが)

立食&お飲み物サービス付き

おかげでいろんな人に話を聞いてもらい,パッケージのステッカーも配りました。しかし、英語のヒアリング力、上げないかんなー。アメリカ人は早口じゃないですか。あんなもんですか。そうですか。むむむ

その後もちゃんと学会会場に通いましたよ。朝食やコーヒー目当てとも言えるがw

あと、街として大学の周りは栄えてるんだけど,基本的に観光名所とかないんで、ウロウロしがいのないところというか。

それでも夕方、美術館には行ってみました。入場無料というから、まぁたいしたもんではなかろうと思ってたけど大間違い。モネやゴッホも置いてある,かなり大きな美術館。交通網もそうだけど,公共の福祉が整ってる街だな。スッカリ気に入りました!

なれてきた頃に帰らないといけないのが常で,土曜日の朝は4:30起きで空港へ。シカゴ経由で帰りました。

乗り換えたシカゴで。何ご飯かわからんけど

1週間のアメリカで怖かったことは、円安,チップ,時差ボケ。現金3万円変えたんだけど、200ドル行かなかったな。で、現金はほとんどいらないのね。カード、タッチ支払いがメインだった。その時にチップは何ドル?って画面にでるんだけど,デフォで20,18,15%とかってある。任意の値、あるいはチップなしも選べはするんだけど、相場がわからない。ホテルのベッドメイクのサービスにも,QRコードを読み込んでのカード払い(Apple Pay)。後半は基本2$にしてたんだけど,最初は無駄に10何%も払ってしまってましたなw

時差ボケって辛いですね。治らないんだこれが!本を読むとすぐに寝てしまうという特殊技能を持ってるので,時差ボケ心配してなかったけど,毎晩(現地の)午後に眠くなって,21時ごろ寝て,25時ごろ目が覚める,を繰り返してた。おかげであのダラダラした「百年の孤独」を読み切れたけど。久しぶりに「眠れなくて困る」を体験しました。

帰国したのが20日の19時ごろで、その日は夜寝て朝起きられたから,ずっと日本の身体だったのかも。オッサンになると睡眠が下手になるな。

全体的に、アメリカの印象は良かったです。行く前の不安を思うと,よくなった,が正しいかな。合理的でスマート,親切な人が多いですね、基本的に。言葉の壁はそのうち機械のおかげでなくなると思うので,そうしたらまた行きたいと思ったりしました。

来年のIMPSは韓国らしい。外国にも時折り行ってリフレッシュせにゃあな。