昨日は試験。
70人の受講生で35人の受験生。半分は試験を受けずに諦めておるわけですな。
受験生の中にも、開始後分で眠りについた子や、ほとんど白紙で出した子がいました。
でも、ウチの大学は賢いな、と思うこともあるわけで。
表の穴を埋めると言う問題を出した。二つの変数の素点があって、その標準得点が横に書いてある。標準得点の所々に穴が空いているのだ。
平均、分散、標準偏差は記入済みだし、標準得点のいくつかが空いているだけ(いくつかはもう数値が入っている)なのだ。たやすい問題でしょう。
なのに、60分ほとんどずっと電卓を叩いている子が二人もいたのだ。
おそらく標準得点の出し方がわからなかったのだろう。表中の数値を見ながら、素点から標準得点に換算する関数を探ろうとしていたようなのである!どことどこの数字を使えば正しい関数になるのか?こんな問題、電卓でやるには限界があるぞ(笑)
でたらめを書かずに、関数を見つけようとするその発想力は頭がよくないと出来ないことですよ。標準得点の算出式を覚える方がよっぽど楽だが。
昨日の午後は、卒論発表会。
今年は昨秋の学会をまねて、ポスター発表にした。結構みんなきれいなポスターを作ってくるので驚いた。アイデア賞、デザイン賞、グッドワーク賞(努力賞)、とあったのだが、ほとんどどれもデザイン賞もの。すごいなぁ、うちの学校は。
ちなみに、この三賞だけでは足りなくなり、急いで審査員特別賞をつくった。
昨日の夜は打ち上げ。ずいぶん飲んでしまいました。
さて、今日は、朝から後輩?同僚?に項目反応理論の講義。
10時から18時まで、たっぷりやりました。
感想:IRTが普及するためには、もう少しわかりやすい操作で出来るソフトがいるな。でも、俺はソフトの使い方は教えないことにした。It’s not my business.