最初に言っておくと、先日のクリパでの無礼を肯定するつもりではなく、別の文脈での考えなのだが。
セクハラか否か、この二択は厳しすぎる。
そこで、セクハラの一歩手前、「どちらかといえばセクハラ」「ややセクハラ」に該当する、「非紳士的行為あり」というのを考えてはどうか。
そもそも、セクハラは性的嫌がらせである。であれば、加害者側が「嫌がらせをする意図があったかどうか」というのが問題になる。
これは客観的には認定しにくい問題である。本人は否定するだろうし、被害者が申告すればいいという物でもないだろうからだ。
そこで、「非紳士的行為」という概念を導入する。
とすると、本人が否定しても、客観的に行われた行為に対して、「セクハラかどうかはわからない=そこまではいえないが、非紳士的行為はありました」と認定することは出来るだろう。
くどいようだが、先日のあれは、非紳士的行為かつ、セクハラ認定されても仕方ないと思う。
しかし、極端な二分論は強弁でしかなく、良くないことなのだ。