学会参加(たぶんPart1)

うへぇ、もう9月だ。朝夕はエアコンなしでも過ごせたりするけど、日中はまだ暑いですな。そして気がつきゃ日記がだいぶん開いてる。忘れぬうちに書いておこう。

ベイズ塾合宿のあとは、本業は一旦置いといて、学会準備の日々。動画撮ったりパワポ作ったり。後は本の最後の詰めと、科研費申請の準備。

子供達が地元の夏祭りで演奏(部活)。入部前は人前に出ることを渋っていた末っ子も、しっかり演奏しててえらいえらい。うちの子はみんなリズム感あるなぁ。

同26日、毎月オンライン飲み会をやってるんだけど、学会で東京に出てくるメンバーがいたのでオフ会。やはり対面はいいですな。酒が入るとハジメマシテの人とも仲良くなれる。ありえんくらい自己開示してきた。

週が明けたら行動計量学会。今回は大会運営にも顔を出すし、シンポジストでもあるし、懇親会の司会もするし、特別セッションの座長もする。自分の研究発表をするわかではないから、全部業績にカウントされない「その他の活動」に過ぎないんだけど、それぞれまぁ楽しかった。特別セッションメンバー(ベイズ塾)での飲み会、懇親会、非対称飲み会、と三夜連続の飲み会もあって、いやぁ疲れた疲れた。理事長から「懇親会の司会、78点!」と高得点をもらえたのと、O先生から線形代数のテキスト残部を譲ってもらえることになったのは、とても嬉しいことでした。

ところで東京周辺に住んでいると、学会の感じ方も違うね。初日は夕方に帰って、スーパーで買い物したりした。非日常と日常の混ざり具合!同様に、飲み会でテッペン近くまで飲んでいても帰れてしまうのもこれまでにない感覚。地方に住んでた頃は、学会といえば日常を離れる事だったので、ギャップを感じてしまう。朝も早めに出ないと行けないし、移動は電車で立ちっぱなし。都会に住んでいると体力が要りますなぁ。学会というより集中講義に出かけてる気分でした。

行動計量学会

さて、科研も書けてほっと一息。久しぶりの申請、面倒だなと思うけど、書き始めるとやはり体が書き方を覚えている。まぁ昔より書式などで困ることが減ったのもでかいわな。今年から締め切りが前倒しになったから、今までは学会大会とかで出会った人と「やりましょか」的な打ち合わせしてから書く、ということができたけど、それしてる暇がなくなったのはちょっとヤダ。まあこの時期に学会が集中してる業界だけの話なんでしょうけど。

さて、そうこうしてるうちに本ができました。出ました、ジャジャーン。これは別件で出版社の方から「本書きませんか」というコンタクトがあって、もう統計のテキストとかいいよぅ、と思ってたんだけど、話してるうちに頭の片隅に置いておいたアイデアが形になって、トントン拍子で話が進み、という感じでここまで来ました。当初のアイデアよりレベルが高く、内容も濃くなったと思いますが、それだけにいいものができたと自負しております。著者陣にも恵まれて、俺も勉強になること色々。あー、良かった良かった。

新しい本が出ましたよ

当初、出版社の方から来た話とは違う形で完成したんだけど、前の話はまだ生きてるのかなぁ。一応、「先にこっちを、終わったら次に」という口約束ではあったけど。内容も違うものなので担当者さんも変わったから、最初にお話をくれた人に待っててもらってる感なんだよね。まだ待っててくれてるのか、それとも自然消滅なのかわかりませんが…。個人的には「しばらく執筆はいいかな」という感じなんですが。芸能人みたいに、適当な1人語り、座談会を文字起こしして出版できるんなら良いけど、エフォート取られるんだよやぁ。

それとは別に、新書で「心理尺度批判」ってのを書きたいんだけど、誰か(どこか)書かせてくれませんかw 新書ってどうやったら書けるのか知らん。

閑話休題。

社会心理学会大会もありました。前日の編集委員会には仕事として出席(これも小一時間だけのミーティングでのんびり日帰り)したんだけど、大会本編はどうしようかな、と思ってました正直。というのも、俺のアンテナに引っかかった面白そうな発表は2,3件で、行ったらあちこちの知り合いに挨拶して回らないといけないよなぁ、とか考えちゃうんだよなあ。でもまぁ、「迷ったら、行け」の師匠の言葉を思い出して、能動的に同門の後輩と飲み会の約束をし、出かけることに。

ついでにもう一つのお楽しみも準備。会場が四谷。都会!なのです。あんまり都会の真ん中に出る機会もないので、これを機に、かねてから行きたかったバナナマンの聖地、赤坂のかおたんラーメンに行ってきました。

かおたんの冷やし中華

行列ができるほどの人気店で、基本的にこの辺りで働いている人なんだろうけど、キャリーケースを持ってる人とか、記念撮影する人とかいたので、やはりバナナマン目当て、バナナムーン下リスナーたちも来ているのだろう。肉野菜炒め定食(設楽さんのオススメ)もいいかなと思ったけど、夏らしく冷やし中華に。美味しかったなあ〜!院生時代KGの周りにあった町中華「蘭」を彷彿とさせる、懐かしい感じもする良き冷やし中華でした。今度は別のやつも食べに来よう。

お昼は1人で抜け出してお楽しみ、会場に戻ってポスターウロウロ。うん、学会を満喫したなというところで、藤原ゼミの後輩たちと懇親会。やはりこのメンツ、鍛えられ方が違う。食べ方、飲み方、パワフルやね。ビールはもちろん、ワインガブガブのんで、最後は締めの麺に付き合わされました。

締めの麺。食べた記憶がない。

17時にはスタートしてたので、早く帰れるかと思いきや、まぁそんなことはなくて。最後の締めの麺、味の記憶が残ってない。食べたことは腹具合と1キロ増えた体重で確認できるのだが。

あと、帰りに最寄駅まできて。転びました。何もないところで転びました。両足の弁慶の泣き所を擦りむきました。謎!どうして両足同時に脛が地面につくのか!足は交互に出して進むものではないのか。罠が仕掛けられてたのでなければ(恐らくそんなことはない)、もう動物として終わりが近いのではないかと思う。

謎の両膝同時擦りむき

最近はTwitter(現X)に復帰してて、「転んだ、痛え」とポストしたところ、朝になってたくさんの人が心配のリプ、ポストをくれててびっくり。ごめんなさい、ありがとうございます。よく考えたら、酔ったおっさんが転んでから黙ったら怖いよな。それで亡くなってた、というケースもチラホラ聞くし。そういう心配をされる歳、いや、危険の迫る歳でもあるのですな。周りのためにも、上手く心身を適応させていかないとな。

それでいえば、体力の回復の仕方が変わったというのも実感する。した。誰かが加齢を携帯の電池にたとえてたけど、寝ても100%にならず、なってもすぐに消耗する、というのはまさにそう。それに加えて、これは個人特性だと思うけど、二度寝が欲しい。朝は決まった時間に目が覚めるんだけど、可能なら午前中に30〜90分の二度寝時間を取りたい。取ると楽。取らないと電池(体力)の減りが早い。お酒を飲むと疲労は忘れて昔のようにはしゃげるが、次の日へのダメージが深い。そして今回の集中講義のようなダメージから全回復するためには数日必要。1日取っておいて「寝て回復!」と行きたいところが、2度目も含めて長く寝れないんですよ。表面上は100%というか、過充電はできない仕組みになってる。加齢に適した生活リズムを探すというのは、何歳になっても毎日のように探索しないといけない日々です。

そう考えると、人生って同じような日々なんてなぁないんだな。必ず大小何らかのイベントがあって。毎日の排便ですら、上手くできる日とそうでない日があったりするんで。変化があるのは楽しい。死ぬまで毎日楽しく生きていけそうだ。