研究員通信2月号

さあ2月だ頑張るぞ,と思ってたらもう最終日かよ!月日の流れが早すぎやしませんかあ?

研究員としての生活もあと2ヶ月を切っているけど,とりあえずやっている作業はパラメタリカバリとテキストの執筆。やっている,といいながらほとんど手が動いていなくて,サボりがちなんですけどね。プライベイトと別件が色々あったので,それについて記録しておこう。ちなみに最近iPhoneに入ってきた「ジャーナル」というアプリ。毎日の記録が気軽に書き残せて,マップや写真と紐づけられるから,割と真面目に書いている。なんでも,振り返って言葉にまとめておくことはメンタルヘルスにいいらしい。本当かよ。

子供の受験など

プライベイトでは長男の高校受験がありましたな。10日に私立,14日に公立の試験があって。10日の私立は直前まで付き添うつもりはなかったものの,当日になって徒歩ルートが結構長くて心配,というので急遽同時に出ることに。試験中は待つことしかできないので,高校の周りのマクドナルドやスタバなどウロウロ。かなりウロウロ。へとへとになるまで歩き回ったりしてた。翌日には合格発表が出たので一安心。

14日の公立試験,今度は道がわからないってことはないから付き添いはいらないだろうと思っていたら,17時になっても帰ってこない。試験は15時には終わっているはず。ということでLINEしてみると部屋で携帯電話が鳴る。試験会場に持ってくるなということで,置いて行ったらしい。じゃあどうなってるんだろう,事故か事件か,ととりあえず自転車でバスルートを逆走することに。家を出て程なくして見つけた!どうやら混んでいるバスを避けて歩いて帰ろうとして,道を間違えて迷子になっていたらしい。ポギのあたりまで歩いていたというから,結構な迷子加減だ。最後は人に道を聞いて帰ってきたというから,社会人として「困ったら助けを求める」ができるいい人材に育っているとは思うが,心配した!

まあとりあえず,これであとは結果を待つだけ。ということで長女が帰省し,子供たちはゲーム三昧。まぁずっとプレッシャだっただろうから,解放しなー。

 

18日に家族歯科。長女は25日には関西に帰った。

Yamaguchi.R

22日から2泊3日で湯田温泉へ。Yamaguchi.Rの参加(運営?)である。大学での非常勤がなくなったけど,湯田温泉には時々行きたいな,という企みを地元の有志が実現してくれた形。応用セッションの発表をして,湯田温泉で打ち上げ。街並みが変わっているところもあるが,飲み屋街の雰囲気はそのままで楽しかったです。楽しすぎて3次会まで行って,久しぶりに深夜3時まで飲んでた。翌日は昼まで二日酔いでした。

翌日は研究打ち合わせに明けてある日で,お昼に元教え子と会ったりした。結婚して子供を産んだので,その可愛らしい子を見てきました。よく笑う子供で,またよく笑う夫婦だったので,幸せな時間。気分的にはおじいちゃんだよね。

夜は夜で山口市内のお店。卒業生が顔を出してくれたりしたので,こじんまりと楽しく飲んでました。ところでこの日はT先生の退職記念パーティーもやっている日で,そちらのOB/OGも湯田に集まっているという。声をかけられたので,そちらの三次会?に突撃,乱入。懐かしい顔,顔,顔。T先生にはサプライズすぎてすごくびっくりさせちゃったみたいなので,ちょっとお邪魔しただけで退散したけど,これまたタイムスリップしたかのようなほんわかした時間でした。卒業生と来来亭で締めて帰る。

 

最後の日,天一でも食べて帰ろうと思ってたところ,迎えのタクシーの時間を間違えていて大変。前日まで「車両到着予定時刻,11:20」とあったから,11時にラーメン屋が開店して,20分で食べたらいけるか・・・!とタイムアタックするつもりだった。ピックアップ場所を宿からラーメン屋の前に変えてもらおう,と電話したら,なんか意味不明な会話が続く。途中で分かったが,10時半に宿に迎えがきていたらしい。10時半といえば俺が宿を出た時だから,あの時すれ違ったタクシーがそれか!

ちなみに車両到着予定時刻は,車が空港に到着する予定時刻であり,そこから40分前に迎えに行く,という意味だったらしい。12:30発のフライトで,俺はこれの(受付時間を考慮した差分+)40分前に迎えに行く,という意味だと思っていた。当日配車完了のメールに,「お迎え予定時刻」というのがあって,そこで初めて10時半迎車だったことが知らされたのだ。これは連絡の文面が悪いと思うんだよなー。俺も「えらいギリギリの時間を攻めるな」とは思ったけどさぁ。

乗合タクシーだったので,俺の次にもう一人迎えに行くことになっていたらしく,そちらは少し遅れてのお迎えになった。よく喋るおばちゃんで,空港まで談笑しながら向かったのだが,最初に「私が集合時間間違えててごめんなさい」といえたから良かったけど。

その他文化的なこと

悩みに悩んでいたんだけど,結局購入したよね。オードリーの東京ドームライブの配信チケット。事前に東京ドームの謎解きイベントにも行ってあったから,俺はもう立派なLTと言っていいんじゃないだろうか。

総勢16万人を動員したという。これはすごいことだなあ。ラジオと漫才で16万人!東京ドーム5万人の観衆の前でラジオトークやるんだもんなー。すごいなー。お笑いのライブでこれだけ興行できるというのは本当にすごい。若林くんの心身の疲労・ストレスが心配ですけどね。まあ翌週のラジオでも楽しく喋ってたから,燃え尽き症候群にもなってないようでよかったです。

 

最近AppleTVのFor All Mankindという宇宙ものSFにハマっていたが,2月に入ってAmazon Prime Videoの沈黙の艦隊も見始めた。宇宙から深海へ。特撮技術といったら言葉が古いのかもしれないが,いやまぁ宇宙船にしろ潜水艦にしろ,映像は迫力あるね。潜水艦が静かに深海を進んでいく映像だけで,なんか嬉しくなっちゃうもんな。もちろん大事なのはヒューマンドラマの方なんですが,For All Mankindはシーズン3にはいり,ますます人間関係が混沌としてきた。特にシーズン1のヒーローであった宇宙飛行士の妻たちよ。キャラ変が激しいというか,意味のわからん振る舞いが多くて,いつも「はぁ?」と思うんだけど,シーズン内のストーリーの持っていき方は上手く着地するんですな,いつも。沈黙の艦隊の方も,原作の古さを除きつつ,また少しコンパクトにまとめつつ,上手くやっている方だと思う。一点どうしても気に入らないのが,たつなみの副長が女性(水川あさみ) であるということ。水川あさみは好きですよ。上戸彩のようなサイドストーリーのキャラが必要というのも理解しますよ。でもね,潜水艦に女性隊員は乗らないんだ。男女混成にしたら上手くいかないという話を,呉の博物館で見たような記憶がある。そこだけはフィクションとはいえ,変えてほしくなかったな。

多様性に配慮するのはわかるけど,無理やり同性愛者の設定を入れたり,性別に配慮したキャラクタができたりするのはやめてくれんかなあ。嘘くさくなっちゃうんだよね。この辺のポリコレ感,感覚のアプデができてない私ら世代が悪いのでしょうか。

 

京極夏彦は「邪魅の雫」まできた。これはいかん。このシリーズは,のこり1/3ぐらいになると読む手が止められないのです。仕事を放り出して読み耽ってしまう!ちなみにサイコロ本の異名があるシリーズなので,1/3とはいえ結構時間がかかる。昨日も夕方,ちょっと一息つくタイミングで手に取ったら,3時間ぐらい一気に持って行かれた・・・。いやでも面白かった・・・。榎木津の最後のシーンがカッコよかった・・・。

研究員の期間中に最新刊まで追いかけたものだろうか。悩む。