ベイズ塾合宿など

研究員生活もあと一月。でも研究会シーズンでもあり、割と忙しい日々になりそうなので、ひとまずベイズ塾のことを書いておく。

3/8-10でベイズ塾合宿。今回のテーマはJulia言語。プレコンパイル言語なのでスピードが速いことが売り。ポインタ渡しがデフォルトになってるところなど、気をつけないといけないところがちらほら。初心者にとってネックになるのは、やはり環境構築。Pythonほどバージョン違いの問題はないが、ライブラリによってはPythonやConda環境を使うこともあり、3日目のコースはほとんどついていけなかった。VSCodeで.jlを走らせるのは問題ないが、.ipynbを走らせるときには描画ウインドウが開かなかったり(Mac環境特有の問題のようだ)もした。Rとのやり取りも比較的スムーズにできるんだが、「じゃあRでええやん」となってしまいかねぬ。しかしシミュレーション本のコードはアホほど速かった。魅力は感じるが、さて。

研究発表ではひと枠もらって、バイクラスタリングの話題提供。しかし直前、6日の殉星会ミーティングで、多値バイクラスタリングの実装は違うやり方がいいよとアドバイスもらったり、階層多次元展開法もパラメタリカバリから丁寧にやらないとね、という話をもらったところだったので、なんか中途半端な報告になってしまった。反省。でもこの場で話題提供できるようになっておくことは、自分にとってもいい刺激なのだ。学会発表よりもなんか刺激的である。若い人が多いからプレッシャー感じるからかな。緊張するわ。

内容以外のところに言及しておくと、まず初日、新岩国で起こった人身事故の影響で、新幹線が大幅に遅れた。9:18発の電車に乗る予定が、出たのは110分遅れのほぼ11時。関東勢がみんな行けないから、合宿の開始を1時間遅らせてくれました。それでもお昼をゆっくり食べる計画は潰れたけどな。

合宿には新顔、若い顔も多いが、古参兵もたくさんいて、懐かしい話題も。懇親会での自己紹介、半分くらい知らんひとやったかもしれん。なんか成長したな、このコミュニティ。

二次会では「論文に書かれてない著者のお気持ち・哲学的背景」みたいなことについて語ってしまった。やはりシステム論は大事だと思うんだが、若者にいきなり読ませて良いのか悩むなぁ…

2日目の合宿は9時スタート、しかし会場は10:30からしか開場しないという設定ミス(笑)。まぁでも初日の、寒い新横浜ホームで立ちんぼだったことにくらべたらなんてこたねえ。古参兵とコーヒー飲んで始まりを待つのもまたよし。

2日目のお昼は、初日にどうしても行きたかったインデアンカレーに。

インデアンカレー

塾生数名引き連れて行く。なんとも言えない、この味!S君は一口目「甘い」とすら言う。確かにそうなのよ。コク深いから、甘みすら感じるが、やはり後からやってくる辛さがいい…。食べ終わったら汗が噴き出てました。教え子Kは2日連続になったのだが、楽しんでいた模様。

学生にカレーは奢る、という教育方針なのだが、インデアンカレーのあの感じだからそういうわけにもいかず。ずっと気になってたので、3日目の今日はK君とKさんを連れてぼてぢゅうへ。

牛すじネギ焼き

お好み焼きをお昼ご飯に選ぶのは少しリスキー。焼くのに時間がかかるから。でもまぁ、たまにはいいじゃないですか。学生と春からの話や卒業旅行の話を聞いたりして、うーん、そろそろやらんとなぁ!という気合いを徐々に高めてきました。

2日目の研究会は少し早めに抜けて、中学時代の悪友と久しぶりの飲み会。コロナ前に会って以来、8年ぶりくらいの再会。みんな変わらんなぁ。そろそろ大病するやつとかおるから会っときたいな、と思って声をかけたのだが、ほらみたことか、Uが仕事で骨折してドタキャン。ホンマにもー。メンツ欠けることなく集まりたいもんだぜ。

このメンツとの話が楽しいのは、職種はそれぞれだけど、やはりパソコン周りのハード・ソフトの歴史的経験が同じこと。かつ、現代的あるいは未来的環境にも興味があるから、あの技術おもろいよな!とか昔はこんなだったな!と話題が飛び回るも、全部俺ら中心的で(当たり前)、やっぱり古くからの友達ってのはいいな、財産だな、と思った。

ベイズ塾の未来も明るそうだし、置いていかれないように、古参もまだまだ頑張らんといかんなぁ。