生成AIを使うことにどっぷりとハマっている。
コロナの時、オンラインで学習できる環境を作るために、サーバを借りてRStudioServerをインストールし、あれこれ設定して準備して‥ということがあった。その頃は生成AIなんかなかったから、問題が出てはググり、出てはググり。あれが解決したら次のエラー、てなことを日々繰り返して、なんとか動くものを作った。で、作業メモを書いたり消したりして、今後同じことするときのための記録をとって…と、かなり大変だった思い出。
今回、同じく学科であるシステムを作ることになった。結論からいうと、丸3日でできた。内容的にはコロナの時のサーバ準備とほぼ同じで、空のサーバに一から設定していったのであるが、今回は生成AI、Claudeと一緒である。これがスゴくスゴイ。
まず、エラーが出てググる、ということがなくなる。エラーごと喰わせてどうしたら良いか聞くだけなのだ。これだけでもだいぶん早い。そして作業記録。これも最初に「記録を作りながらやれ」というだけ。
最初に大目標を立て、その次の手順をいちいち指示させ、時折「いや、こっちが先」とか「いや、このエンジン使え」、「ログ吐かせて確認しながらやれ」とか言うことはあるけど、「で、次何するんや」と聞いたら順番に提示してくれるのね。
使ってるのか使われてるのかわからんけど、そんなこんなでやり取りしながら、作業記録も作らせながら。かなり効率的。しかも最後に作業ログを要約した報告書を作らせたり、作業内容もわかってるから、内容に基づくワークフロー、学生が見るためのマニュアルなどもかなり作ってもらった。書かせる、修正を指示する、仕上げる、というのがこちらの主な作業で、「あれ、何やったっけ」とか「あれ、この変更でどことどこを修正せなあかんかったっけ」というような手間がかなり省ける。これはありがたい。
作業が複数日に跨る時も、「昨日までの作業ログを見ろ。さて、今日はどこから手をつける?」と聞いて始める。当然、過去ログを喰わせるとトークンを消費するので、利用限界が時々来るんだけど、そんな時はこっちもへばってるから、休憩タイム。生成AIが使えるようになるまで1時間あるから、買い物に行こうとか風呂に入ろうとか、そんな感じで休み休みやる。ちょうど良い。
最近はハルシネーションも少ないし、過度にでしゃばったりすることも無くなった。だいぶん使い勝手が良い。
使ってるのか使われてるのかわからなくなる感じもするが、やはりある程度こちらに経験と知識があった方が良くて、それに基づいて動かしてるので、まぁまだ「使われてる」感はない。
そもそも、これって専門の話じゃないからねえ。本来なら業者に頼むようなことかもしれんが、ちょっとした知識と経験、あとは時間があればできるようになっちゃった。サンデープログラマならぬ、サンデーシステムエンジニアに誰でもなれるよ。スゴイ時代だわ、まったく。